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SEL70200GMで撮るオリオン座中心部

New1_R.jpg 


α7S改 SEL70200GM 200mm F2.8→F4
ISO12800 30” 71枚
ISO3200 10”  34枚
総露出39分
山梨県鳴沢村

先日入手したSEL70200GM(FE 70-200mm F2.8 GM OSS)で撮影してきました。
天気は良かったのですが厚い雲に阻まれる時間帯もあり、結局40分程度しか露出時間を確保できませんでした。



  • フランジ内設置のフィルターを使うと200mmで無限が出ない
  • フィルターを外せば天体改造α7sでも問題なく無限が出る
  • フォーカスリングが太めでトルクも問題ない
  • 解像度はさすがという他ない
  • F4での周辺減光は普通。フラット補正で修正可能
  • まとめ



フランジ内設置のフィルターを使うと200mmで無限が出ない


まず予想外だったのがフランジ内に設置した光害カットフィルターとの相性の悪さ。
何と200mmだと無限遠が出ませんでした。これには正直びっくりです。
フィルターを入れると無限遠の合焦位置が短い方向にシフトすることが多いため、
無限が出ないなんてことはないと高を括っていたのですが、まさか無限が出ないとは。
ということで現地でフィルタを取り外して撮影しました。

再確認したところ、IDASのLPS-Dフィルターをカメラマウント内に設置しても無限遠が出ました。
訂正いたします。(2018年12月24日)
なお、この記事の写真はフィルターなしでの撮影です。


フィルターを外せば天体改造α7sでも問題なく無限が出る


一方、幸いなことに改造α7Sを使ってもオーバーインフまで回って無限遠が出ました。
改造品はほんのわずかながら焦点位置が変わるため無限に合わないレンズもあるのですが、
このレンズでは問題なく無限遠が出せました。


フォーカスリングが太めでトルクも問題ない

最近のレンズとしてはめずらしく、レンズの前側にフォーカスリング、後ろ側にズームリングがあります。
そのためレンズヒーターを巻くとフォーカスリングに触れてしまうわけですが、
結構簡単にずれてしまうようでピント合わせには気を遣います。
レンズヒーターごとフォーカスを合わせるようにしないといけません。
フォーカスリングの太さは十分。
トルクも天体用としてみれば十分ではありませんが、そこそこ固めになっているとは思います。


解像力はさすがという他ない


フルサイズの再周辺部は多少流れますが、それもあまり気にはならないレベルでしょうか。
30万円近いレンズであるという金額補正がかかっているかもしれません。
逆に30万近いのだからこれくらいの解像力があって当然とも言えます。


周辺減光

これはフラットフレームを見てもらったほうが早いですね。
F4まで絞ったときのフラットフレームです。
A7S_70200GM200mmF4_FL_R.jpg 
右端にホコリが乗っているのは見ないでください恥ずかしい。


まとめ

確かにいいレンズです。解像力もすごいと思います。
が。30万円近い値段を考えるとどうなんだろうと思ってしまいます。
これだけ写ればその価値はある、という判断もありでしょうが、
天体だけに使うのはもったいないかな、というのが正直な感想です。
天体目的で30万円レンズに使うならやっぱり天体望遠鏡を買うべきですね。

ハワイでの天体撮影に光害カットフィルタを使うかどうか迷っていたのですが、
フィルタを使う余地はなくなりました。悩みが一つ解消したのでよかったと思うことにします。

予定通りハワイから帰ってきたら手放すかなー。



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