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SEL70200GMで撮るアンタレス付近 リトライ

アンタレス付近、リトライしました。


先日は田貫湖で撮影した露出時間30分の画像を処理して記事にしました。
その時は30分にしては上出来~と思っていたのですが、
今回その3倍となる90分の露出をかけたところ世界が違って見えてきました。
びっくりです。という話。

まずは先日の画像を再掲。
まぁ悪くはないですね。これ単品で見ると。
Antares20180316_R.jpg
α7s 天体改造 SEL70200GM
200mm F2.8→F4
ISO12800 30“ 182枚
総露出時間30分
赤道儀 SWAT-350
撮影地 静岡県富士宮市

これに対し、先日撮影したものがこちら。
Antares_Comp182_R.jpg
α7s 天体改造 SEL70200GM
200mm F2.8→F4
ISO12800 30“ 182枚
総露出時間91分
赤道儀 SWAT-350
撮影地 千葉県 鴨川市


2週連続で同じ対象を同じ機材で撮影・処理したため、わかりやすい違いが出ましたね。
どちらもステライメージでコントラスト強調、青赤黄それぞれ色強調をかけました。

アンタレス北部の黄色いもくもく
σ星周辺の赤い散光星雲
5角形から流れる暗黒帯の諧調
どれをとっても90分露出のほうが奥行きのある写真になり、お嫁さんにも「宇宙を感じる!」との講評をいただきました。
次はさらに倍の3時間くらいかけたいところです。

画像右側部分が妙に紫になっているのは、おそらく撮影場所のすぐそばに強烈な街灯が立っていたからだと思います。
撮影時の状況はこんな感じ。
これライトで照らしたりしていませんからね。LED街灯の明かりです。
よくこんなところで撮れたものだと思いますが、南側は田んぼが広がっていて人口の光がなかったのは幸いでした。



撮影手法が確立したかな、という話


α7sの星喰い現象から逃れるためにやむなく始めた超高感度・短時間撮影・大量コンポジットという手法。
超高感度撮影によってノイズの中に埋もれてしまっている情報もあるのでは、とずっと気になっていたのですが、
露出時間を伸ばせばそれなりに諧調が豊かになるということが今回改めて確認できました。
何度もα7sを手放そうかと思い悩んでいたのですが、やはりしばらくはこのスタイルで楽しんでいけそうです。
先立つものもないですしね。

もちろんこの手法、PCに大きな負担をかけることは避けて通れません。
私のPC(メモリ32GB)の場合、1度に処理する枚数は1200万画素100枚が目安です。
今回180枚を一気に処理したところ、ステライメージ7でのベイヤーRGB変換の処理途中に80枚ほどの画像が崩壊し、
全数最初からやり直しの憂き目にあいました。

そのため、100枚と82枚それぞれ同じ設定でダーク補正・レベル調整・ホットクールピクセル処理・フラット補正・ベイヤーRGB変換・加算平均合成を行い、
出来上がった2枚の画像をさらに加算平均合成して仕上げるという処理をしています。

次のPCを組むときはメモリ64GB積もう。32GBじゃ足りない。
でもいつになったらメモリ安くなるんだろうか・・・。
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