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はくちょう座の散光星雲 NGC7000・サドル付近

10月1日に撮影した天体写真のご紹介

はくちょう座の中にある散光星雲から2点です。
1つ目はNGC7000北アメリカ星雲と言ったほうが通じますね。
文字通り北アメリカ大陸のような形をしていることからその名がついています。
右側にはIC5070 ペリカン星雲という通称の星雲も写っています。
NGC7000_R.jpg
α7s改 BORG 90FL+レデューサー 360mm F4 IDAS LPS-D1フィルタ
ISO25600 30” 77枚
総露出時間38分

7月にSEL70200GMで撮影した対象ですが、今回はBORG90FLに変えてトライしてみました。
360mmと短めの焦点距離でもちょうどいい大きさ。

前回は52分の露出時間だったようですが、今回は38分とさらに短め。
その割にはすっきり仕上がった印象です。
さすがに超大型で明るい散光星雲なだけあります。

今回はあまりゴリゴリ色を出そうとせずに、左の北アメリカ星雲と右のペリカン星雲IC5070の濃度の違いや星雲の立体感が出るように意識してみました。
せっかくなのでそのこだわり部分を拡大してみます。
IC5070.jpg
特に右側のペリカン星雲、赤い星雲が複雑に重なった様子が見てとれます。
我ながらそこそこよくできたということにしておきますが、こうなってしまうと2時間くらい露光したらどうなるんだろうとか考えちゃいます。


ちなみに前回SEL70200GMで撮影した作品がこちら。
NorthAmericafts_R.jpg
この時はよく撮れたかと思ったのですが、ちょっとピンクにしすぎていますね。
光害カットフィルタLPS-D1がないことも影響しているかもしれません。
一方画角が広かったので、右下の暗黒帯を入れられたのは構図的に良かったようです。

今回BORG 90FLでは星雲を中心に持ってきてしまいましたが、
星雲の上の星の密集地帯がちょっとうるさくなってしまったので、
次回はもう少し下側に振ってみるのもいいかもしれませんね(←星マスクまだできない人)




Sadr_R.jpg
α7s改 BORG 90FL+レデューサー 360mm F4 IDAS LPS-D1フィルタ
ISO12800 30” 88枚
ISO25600 30” 78枚
総露出時間 83分

はくちょう座の十字の交差点に位置する星で、サドルという固有名称がついています。
この星の周辺には明るい赤い散光星雲が広がっているため
天体写真的には「サドル付近」という言い方がメジャーなようです。

月明かりのない条件と同じISO25600 30”で撮影していたのですが、
さすがに月が明るくなってきたので途中からISO12800に落としてトータル83分の露出となりました。
露出はそこそこかけたはずなのですが画像処理がうまくいかず、なんだか汚らしい仕上げになってしまいました。
ボツにしようかとも思ったのですが、サドルを目にしてワニが左向きに口を開けているようにも見えておもしろかったので公開です。
構図としては悪くないと思うので、次は2時間くらい露出してみましょうかね・・・。


ということではくちょう座の散光星雲2点を撮影してみましたが、
もっと露出時間をかけましょうという月並みな結論になりました。




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2Comments

There are no comments yet.

namihei

こんにちは。

>ISO12800に落としてトータル83分の露出

本格的な天体写真をやったことがない自分には、想像を絶する世界です。写真もお見事!
これ、天体望遠鏡にカメラをつけるんですよね。う~ん、凄すぎ。。

  • 2018/10/21 (Sun) 18:19
  • REPLY
Aramis

Aramis

総露出時間83分というのは天体写真的にはそれほど長くはないのですが、まぁ普通に頭おかしいですね。
興味があればぜひNamiheiさんも天体写真の世界へどうぞお越しください(笑

確かに天体望遠鏡にカメラを接続して撮影したものが多いですが、焦点距離は360mm程度なのですよ。
360mmというとカメラレンズでも普通にありえる焦点距離ですよね。
天体望遠鏡の世界は恐ろしくて、個人所有でも800mmとか時には1000mmを超える焦点距離の望遠鏡をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
撮影地に行くと、私から見ても凄すぎる人たちをよくお見かけします。


  • 2018/10/21 (Sun) 22:03
  • REPLY