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α7s+Tokina FiRIN 20mm+ハーフプロソフトンで野辺山宇宙電波観測所を撮る

長いタイトルになってしまいました。

先日ケンコーのハーフプロソフトンを手に入れて以来このフィルターは星景写真では必ず使う必須アイテムとなったわけですが、
より効果のはっきり出るシチュエーションを求めて野辺山に行ってきました。

目的は10mミリ波干渉計のアンテナ群と冬の星座なのですが、なかなか大変な撮影でした。

2月の時期ですとオリオン座がいい位置に来るのは日没直後。
早めに行ってスタンバイしていたのですが、
アンテナの向こう側、カメラの真正面に強烈な光を放つスキー場があるため直射光が入らない場所にカメラの設置位置が制限されます。
これだけで構図の自由度がかなり狭まります。

直射光が入らない場所で何とかアンテナ群と星の配置バランスのいい場所を見つけてとりあえず撮影。
ハーフプロソフトンの境界線をアンテナの上辺ギリギリまでもっていき、シリウスまでしっかりソフト効果を付与します。
そんな感じの撮って出しがこちら。
DSC01050_R.jpg
アンテナ周辺は地上も空も完全に白飛びしてしまっています。
ゲレンデからの光もナトリウムランプ特有の黄色なので、地上付近のホワイトバランスの調整も非常に難しいことが予想されます。

そんな写真をあれこれいじくった結果がこちら。
seq020190202_7_01_R.jpg

Camera Rawフィルターでハイライトを落とし、
地上風景だけを範囲選択してカラーバランスを調整してハイライトもさらに抑える。
再度全体のホワイトバランスとコントラストを調整
という感じで仕上げました。

アンテナが若干緑がかっているのが気になりますが、
これ以上いじっても現像迷子になりそうなのでひとまずこれで完成とすることにします。

まぁ撮影が大変だったとか現像が大変だったなどということは撮影した本人にしか価値のない情報で、
見る側はそんなこと気にする必要はないのですけれど、
たまにはこんなBehind the scene的記事もいいよね、ということで。

seq020190202_6_R.jpg
縦構図でも1枚。



それにしてもハーフプロソフトンフィルタ、いいですね。
全面ソフトフィルターだと右下の建物からの明かりが汚くなってしまう上、
ゲレンデからの光が拡散してしまい写真として破綻してしまったのではないかと想像します。
撮影も現像も大変でしたが、この写真はハーフプロソフトンがないと撮れない写真だったと思います。
今年の秋、ゲレンデの照明が点灯する前に再訪して、もう少し別の構図でも狙ってみたいと思います。



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