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伊豆半島南端で天の川祭り

先日の天城遠征、結局強風で天体撮影はあきらめましたが、
そのまま何もしないというわけにもいきません。
風が強ければ焦点距離を短くすればいいじゃない、ということで伊豆半島南端まで天の川の星景写真目当てで行ってきました。

さすが伊豆半島南端ともなると、山梨や長野と比べても南天の空の暗さは目を見張るものがありました。

ということで作品をご紹介。
まずは今回一番のお気に入りから。
seq20190406_20FInal_R.jpg
こういうロケーション、今まで出会ったことがありません。初めての場所だから当然です。
小高い丘に向かう道の先に灯台、そしてその先に天の川。
もう少し右に振ってさそり座を入れるべきだったかとも思いますが、おそらくそれでは灯台が窮屈になりそうです。


それではということで横構図。
seq20190406_14_01_R.jpg
さそり座も全体が入って、左側の海岸線もだいぶ広々としましたね。
天の川の傾きでわかるかと思いますが、横構図のほうは時間的に先に撮ったものになります。
処理をしてみて気づいたのですが、低空の星が赤くなってしまっていますね。
もう少し登ってきてから撮ればよかったかなと思います。

それでは少し灯台に近寄ってみましょう。
seq20190406_15_R.jpg

現地には10人以上の同業者がいらしたでしょうか。
皆さん思い思いの場所で撮影されているため、歩いているうちにライトを当ててしまうのはできれば避けたい状況です。
赤いライトはもちろん、白いライトもできれば使いたくありません。
幸いなことに灯台までの道はきちんと舗装されていて、真っ暗な中でもライトを使わずに何とか歩いていくことができました。

さて、さらに灯台に近づきます。
seq20192406_18_1_R.jpg
空の透明度は悪くなかったのですが、低空はやはり海面の水蒸気で星がほとんど見えていません。
処理をミスったかと思い何度かやり直したのですがあまり改善はせず。

seq20190406_17_R.jpg
ちょっとだけ右によって構図を変えてみたところ、だいぶいい感じに。
右側の海面のスカスカっぷりが目立たなくなり、天の川の濃い部分をきっちりとらえることができました。

それにしても空の色が安定しませんね。
赤かったり青かったり。ここらへんは本人の好みによるところも大きいとは思いますが、
こうして比べてみるともう少しどうにかならんものかと思わずにはいられません。

以前は天の川の現像をどうしていたのだろうかと思ってブログを見返してみたのですが、
2017年はこの時期ほとんど晴れず、または晴れても天体写真だけを撮っていたようです。
2018年はハワイに行ったもののやはりほとんど晴れず。
という感じで、違いがわかるほどたくさんの素材を撮影できたのは今年に入ってからということのようです。
別に言い訳をしているわけではないのですが・・・。
まだまだ改善するべきポイントはたくさんあるよね、という。

地上景色がかなり暗いのも気になる点です。
ここはかなり暗い場所のため、星に露出を合わせて撮ると地上は露出不足になってしまいます。
もちろん現像時に持ち上げてはいるのですが、同時にノイズが出るのであまり無理もできず。
星景写真ではできる限り撮影時の雰囲気を残すよう心掛けているので、
地上と空の露出を大幅に変えるような撮影はできればやりたくないとも思ってはいたのです。
まぁ現像時にあれこれいじくってるくせに何言ってんのお前、ですかね。

今後は地上と空をそれぞれ適正露出で撮影して合成する手法も取り入れていかなければならないでしょうか。
幸い今回の画像処理の中で場合によってはそういう処理もできそうだとわかったので、
機会を見つけてやってみるとしますかね。



seq20190406_03_R.jpg

今回はいつも使っているα7s+Tokina FiRIN 20mm F2.0に加えて、α7IIIを持っていきました。
α7IIIを追加で買いました、という話をブログではしていませんでしたがまあいいでしょう。

とはいうものの、買ったのは本体だけ。
Tokina FiRIN 20mm も当然2本持っているわけではありません。
レンズは手元にあったCanon EF35mm F2 IS USMを使うことにします。
このレンズ、F4まで絞らないと周辺のコマフレアが解消しないので星景にはあまり適さないのですが、
他に使えるレンズもないので仕方ありません。
しかも35mmとなると星の流れが気にならない露出時間はせいぜい10秒程度。
F4、10秒となるとISOは25600くらいまで上げなければなりません。
それでもトータルとしては長めの露光時間を確保してきて仕上げたのがこちらになります。

上記の通りこのレンズの光学性能については思うところも多々ありますが、
35mmで撮る天の川は20mmとは違ってかなり迫力がありますね。
以前55mmを借りて撮影したときはさすがに狭すぎるかなと感じたのですが、35mmならもう少し使いやすそうです。

できればF2、最低でもF2.8で周辺まで点像に近くなるような35mmレンズ、お値段10万以下でありませんかね?

seq20190406_04_R.jpg
なぜか似たような構図で撮ってしまったのですが、せっかくなので載せておきます。

seq20190406_06_G_R.jpg

なぜこんな風に天の川をぶった切ったのか自分でもよくわかりませんが、こちらも35mmで撮影したものです。せっかく現像したので載せておきます。

F4まで絞るとすごくいい描写になるのですが、そうなるとISO25600が必要になってきます。
拡大しないとわかりませんが、さすがにノイズが消しきれないのでせめてもう一段明るくしてF2.8で星に使える35mmのレンズが欲しいところです。

ないですかねーそういうレンズ。





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