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Sequator+Photoshopを使ったタイムラプス素材の生成テスト

いつも遠征のついでにタイムラプスも撮影してくるAramisです。

動画の素材自体は1枚のRAW画像を通常通り現像してjpg出力、
それを動画編集ソフトに入れて速度調整等の処理、BMGを付加して出力
という感じで簡単に済ませていました。

一方写真作品の場合は現像前に複数枚スタックでノイズ低減を行ったうえで、
Photoshopで星空と地上を別々に現像処理、jpg出力
という手順で作っています。
当然スタックでノイズ処理をかけるので写真作品のほうが低ノイズですし、
地上と星空を別々に処理するのでよりはっきりと星空を描写することが可能です。

で、どうにかしてタイムラプスでも複数枚スタック・地上と星空の別々処理ができないかと長年考えていました。
が、意外にあっさり手持ちのツール(SequatorとPhotoshop)でできてしまいました。
灯台下暗しです。

1.Sequatorにタイムラプス素材を全部読み込ませる
2.SequatorのTime-LapseをOnにして、スタックする枚数を指定
3.生成されたtif画像を1枚Photoshopで開く
4.処理の手順を「アクション」に記録
5.すべての画像を「アクション」で同様に処理

という感じです。
2.の「スタックする枚数を指定」という部分が少しわかりづらいかもしれませんが、
簡単に説明すると以下のような感じです。

仮にタイムラプス素材として180枚の写真を撮影してきたとしましょう。
これをSequatorにかけて、それぞれ10枚の画像をスタックするとしましょう。
そうするとソフト側で1-10、2-11、3-12・・・という具合に
1枚ずつずらしながら前後のフレームを読みこんでスタック行ってくれます。
最終的に170-179、171-180という感じでトータル171枚(180-10+1)のtif画像が生成される
ということになります。

あとは生成された画像の現像を「アクション」で記録します。
20190504_06_168_R.jpg
「アクション」を使って他の画像にも一括処理をかければタイムラプス素材の出来上がりです。

それをさらに動画にしたものがこちらのカットになります。
テスト的に作成したものなのでBGMはついていません。

要するに普段1枚の写真としてご紹介している星景写真をタイムラプスにしました、というだけの話なのですが、
今までなかなか実現できなかったものを形にすることができたのはうれしいものです。



注意点やデメリットもたくさんあります。

注意点
1.Photoshopで地上と空を別々に処理するため、大量のカットの中に風などで揺れてしまったものがあると不自然な処理になる
2.地上に人の動きがあるとSequatorでの処理が不自然になるため、できる限り地上も動きがないほうが好ましい
3.地上は完全固定が前提となるため、パンニング台やスライダーといった機材は使えない

3.については今のところそういった機材を追加するつもりはないので問題にはなりませんが、
1.2.については撮影現場の状況次第で変動する部分です。
場合によって今回の処理ができたりできなかったりだと、仕上がり品質が安定しないので悩ましいところです。

デメリット
1.とにかく時間がかかる
2.とにかくデータ容量を食う

「意外にあっさりー」なんて書いていますが実際にはかなり面倒です。
1.撮影してきたRAW画像
2. 1.をtif化した画像
3. 2.をスタックしたtif画像
4. 3.を現像したjpg画像
以上4種類の画像が必要になります。

それぞれのステップで数百枚の画像処理を行うため、作業にかかる時間もそれぞれ1時間を軽く超えてきます。
特にスタック作業は1枚1分ほどかかる処理を数百回繰り返しますので、今回500枚の処理を終えるのに8時間ほどかかりました。
容量についても推して知るべしです。
1枚が数MBから場合によっては10MB以上の画像となりそれが数百枚から数千枚となると、その容量は膨大に。
ちなみに今回ご紹介したタイムラプス動画で必要になった画像データは100GB近くなりました。
たった16秒でこれですよ。我ながらさすがにどうかと思います。
Sequatorでスタックした画像が1枚100MB以上になっているのが原因のようですが、
さすがに何か対策を考えないといけなくなりそうです。

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