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BORG90FLで撮るアンタレス周辺

みんな大好きアンタレス周辺。
画像処理をするとカラフルな分子雲が見えてくるため人気の領域です。

一方で南中高度の低さと撮影可能時期の制限から露出時間を確保するのが難しい対象でもあります。
だからでこそ毎年必ず狙ってしまう領域でもあり、
特に今年はこの領域ばかりひたすら追い続けている気がします。
だって楽しいんだもん。

α7s改+BORG90FLレデューサー 360mmF4 LPS-D1フィルタ
SWAT-350 ISO12800 30” 142枚 総露出71分
山梨県 育樹祭記念広場
Antares_90FL_R.jpg
今回は右上の星、ρ(ロー)星の周囲にある反射星雲、IC4604のうねうね描出をがんばってみました。
カラフルタウンなんて呼ばれていますが、この領域の楽しさはむしろ西側に流れていく暗黒帯の濃淡にあると思っています。
なので彩度は無理に上げることなく、同時に右下の散開星団M4の中心部が飽和してしまわないようにも気をつかいつつ処理をしました。

ここでいつものように前回の作品と比べてみましょう。
Antares02_56min_R.jpg
前回は3月でした。
ρ星が絶妙に写野を外しているあたり、適当に撮った感がありますね。
だからでこそ今回の構図があるわけですが。
今回はアンタレス周辺の黄色いもくもくの立体感がより出せたように感じます。

それにしてもアンタレス周辺、まとまった露光時間を確保するのがとても難しいですね。
この日は干潟星雲も撮りたかったので1時間ちょっとで断念しましたが、せめて90分の露光はかけたかったところです。
そんな難しい領域だからでこそチャレンジの甲斐があるというものですが。
いつか南半球に行ってこの領域を飽きるほどモザイク撮影できたらいいなぁ。

そういえばこの日は5歳半の息子ティー氏を連れての天体撮影でしたが、
天体撮影は基本的に放置できるので、意外とティー氏の面倒を見つつでも問題なく撮影できました。
その時の遠征記録はこちら。


ちなみに彼はこの写真を見て「こんな星は見えなかった」と言っていました。
うん、ごめんね。天体写真ってそういうものなのよ・・・。

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