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国立天文台野辺山観測所・第4回星空撮影会に参加してきた (1)遠征記録編

5月25日夜に開催された国立天文台野辺山観測所の星空撮影会に参加してきました。
事前に観測所にエントリーシートを提出して、審査の結果選ばれた人が参加できるというイベントです。

幸運なことに過去第2回、3回、4回と審査に合格して参加させてもらっています。
が、不幸なことに第2回は悪天候のため中止、
第3回は悪天候で延期して開催されるもやはり当日は雨に降られて星は見えず。

第3回の記録はこちら。
・・・読み返すと1年前の無念な気持ちが思い起こされます。

ということで第4回。
今度こそ晴れてほしいと願いつつ、明るいうちから現地入りしてロケハンです。
DSC04880_R.jpg
空は雲一つない晴天。このまま天気が持ってくれることを祈るばかりです。

受付を済ませて16時半からオリエンテーション等を行い、
18時半ごろに構内へ車を移動させて撮影開始です。

DSC_8912_R.jpg
α6300+Samyang12mm F2.0
天体改造α7s+Samyang14mm F2.8 AF
ノーマルα7s+Tokina FiRIN 20mm F2.0
α7III+Canon EF35mm F2 IS USM
普段は天体撮影専用としている天体改造α7sまで投入して、4台体制で臨みます。

α6300と天体改造α7sは基本的に放置撮影でのタイムラプス専用、
ノーマルα7sとα7IIIを適宜持ち替えながらタイムラプスと星景写真、という感じで、
23時半まで5時間ほど、観測所の中をひたすら歩き回りながら撮影しました。

結果的にこの日は文句なしの晴天に恵まれ、
撮影終了のまで雲のかけらすら見ることなく最高の星空の下での撮影となりました。

詳細な成果報告はまた別の機会に回すとして、
今回もスタッフの心遣いが光る撮影会だったことをここでは報告したいと思います。

・通常の見学ルートでは入れない場所まで入れてもらえた
10mアンテナの軌道上や、太陽観測ヘリオグラフの周辺は通常の見学ルートでは立入禁止となっていますが、
この日は特別に立ち入りが許可されてアンテナを間近に撮影することができました。

・45mアンテナの照明を絞ってくれた
45mアンテナは通常かなり強力なナトリウムランプの照明が当たっているのですが、
これについて参加者の一人から明るさを絞ってくれないか、というリクエストが出ました。
これに対して「すでに照明を絞るよう依頼済みです」とのお言葉。
昨年の撮影会では「晴れてて撮影できたとしてもこの照明は厳しいなー」と思っていたので、何ともありがたい限りです。

・建物からの光が最低限になるよう配慮してくれた
オリエンテーション会場およびスタッフ控え室として使われた建物からもれる照明も、
わざわざ内側から目張りをして最低限になるようにしてくださいました。
もちろんゼロにはなりませんが、被写体となる10mアンテナなどをぼんやりと照らす程度の明るさとなりました。

・悪天候の際は参加者の交流会も準備してくれていた
昨年の経験を生かしてか、悪天候の場合は参加者同士の交流会を企画してくださっていました。
結果晴天に恵まれたおかげで参加者同士の交流会は実現しませんでしたが。
昨年の撮影会がきっかけとなりTwitterでつながった方(怒カベンさん)と撮影会終了後に顔合わせすることもできました。

という感じで私の知る限り大きなトラブルもなく撮影会は無事終了。
結果撮影した素材は3500枚。いくつか写真を仕上げたので早速ご紹介。

これらの写真は国立天文台野辺山・星空撮影会にて撮影したもので、今回の撮影会限定で通常は立入禁止の場所から撮影していることを改めてお断りしておきます。
 
まずはこの観測所のシンボルでもある45mアンテナ。
DSC05317_R.jpg
大きくアンテナを動かすときなど時折照明が灯るのですが、
あえてそこを狙ってシルエット自撮りをやってきました。3年越しに晴れたのがうれしくてうれしくてついこんなポーズを。
サムネイルでは星が見えませんが、拡大するとしっかり写っています。
この写真とか許可撮らずに夜間に侵入してたら炎上確実ですね。写真撮るの辞めるレベルです(笑


そばで撮影されていたお二人を撮らせてもらいました。
20190524_42_R.jpg
構図決めをしている最中に大きな流れ星が見られ、私も含め3人で歓声をあげてしまったことが忘れられません(写真に写っているのは飛行機ですが・・・)。
撮影会終了後にはRAW画像までまとめてお二人にプレゼント。


20190524_39_R.jpg
春の星座が沈んでいくタイミングでしたので、しし座とアンテナで狙ってみました。

20190524_41_R.jpg
こちらはしし座に加えてかに座のプレセペ星団も右端に写っています。
もう少し右に振るべきだったか・・・。


20190524_44_R.jpg
撮影会の終盤には天の川もここまでのぼってきました。

昨年、一昨年と天候に恵まれず涙をのみましたが、
3年目にしてやっと、本当にやっとの思いで星空の下での撮影会を楽しむことができました。
天候や星の巡りだけの問題ならまた来年と言えるのですが、
撮影会に参加するための審査があるとなると次があるとは限りません。
そんな中、3年連続で私を選んでくれた天文台の方にも感謝の念に堪えません。

この撮影会の参加者には、作品を3点以上天文台に提出するというお約束があります。
提出した作品は観光パンフレットなどに使われる可能性があるので、それを目指して仕上げたいと思います。
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