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SEL70200GMで撮る天の川銀河中心部

先日の遠征で撮影してきた天体写真、一つ仕上げることができました。
Bambi in Triangle
Milkyway01_stitch_R.jpg

右下の干潟星雲M8、左下の球状星団M22、中央上のオメガ星雲M17の3つが形作る三角形をバランスよく配置できたと思います。


α7s+LPS-D1フィルタ+SEL70200GM F2.8
→200mm F4
ISO12800 30”
南北(この画像では上下)2フレーム合成
1フレーム37分露光
総露出75分

撮影は6月5日-6日だったので2週間も放置してしまったことになります。
処理に難航しているうちに時間が経ってしまいました。

手順は以下の通り。
・100枚ほどのダークフレームを合成してマスターダークフレームを作成
・30枚ほどのフラットフレームとマスターダークフレームを使ってマスターフラットを作成
・星の写ったライトフレームをダーク減算・レベル補正・フラット補正
・RGB変換後に加算平均合成
・出力された画像をカブリ補正
・デジタル現像してTifで保存
ここまで南北2フレームについて同じ処理をステライメージ7で行います。
その後Image Composite Editorに南北2枚のTiffを放り込んで1枚画像を生成し、
Photoshopで強調処理などなど。

以前オリオン座を全く同じ光学系でモザイク撮影してうまくいった経験もありサクサク進むかと思ったのですが、
強調処理の過程でモザイクの境界線がはっきり出てきてしまいました。
それでは作品にならないのでしばらく放置していたのです。

処理を再開するにあたり改めてそれぞれの画像を眺めてみると、それぞれの画像のRGBはほぼ均一に揃っていることが見て取れました。
であれば特定の色のカブリではなく単に明るさの問題だろうとお気楽に仮定して処理を再開。
カブリ補正まで終わったftsファイルをステライメージで開き、モザイクの重なる部分でそれぞれの画像にオートストレッチをかけたのち、
2枚の画像をよーく見て同じくらいの明るさになるように補正してTif出力。
改めてICEで1枚画像に合成、Photoshopで強調処理。

運よくこれがうまくいったようで、ほぼ境界線がわからない仕上がりを得ることができました。

南側は0時30分から1時30分ごろにかけて、北側は1時30分ごろから2時30分ごろにかけての撮影でしたが、
そもそも南(低空)が明るい場所だったので、時間とともに変化する街明かりの影響を受けたのだろうと推測しています。
もちろんカブリ補正で明るさの傾斜は補正しましたが画面全体の明るさまでは補正できていなかったようです。

前回のオリオン座モザイクは、時間による明るさの差が大きくない場所での撮影だったということが良かったようですね。
そういえばあの時は2時から4時くらいの一番暗い時間帯で撮影していたような記憶があります。

目分量で明るさを補正して、再現性のない適当な処理で仕上げているという点は気になりますが、
いい経験になったということにしておきましょう。

この日の遠征記録はこちら
6月5日遠征記録 荒木根ダム 〇〇〇を忘れたけど無事に帰ってこれた話

前回のモザイク撮影はこちら

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