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【後編】Anycaのシェアで愛車に大ダメージ!アプリ内「修理サポート」を使ってみた


前編に引き続き後編です。

レッカー移動による修理入庫が金曜日の夕方、車両の返却は3週間後の月曜日。結果2週間ほどで修理が完了したことになります。返却時はもちろん自走可能となりますので車を自宅まで持ってきていただき、代車と引き換えに修理完了となりました。
ほどなくして、アプリ内では修理業者からの最終見積書が登録されます。もちろんこれについてオーナーである私は特に何もする必要はありませんが、結果どのくらいかかったのかを確認することができます。
これにて一連の作業はすべて終了です。最後に今回私が被ったもろもろの負担及びカーシェア不能となった期間のうち予想されるシェア回数を加味して、数日分のシェア代金相当額を別途ドライバー側に請求しお支払いいただきました。

後編ではAnycaの修理サポートを使ってみた感想や今後の課題について記しておこうと思います。

良かった点
修理業者の対応・仕上がりには満足
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修理前の傷はすっかりきれいになりました。

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難しいだろうと思っていたリアフェンダーまわりも、以前の傷が嘘のようにきれいになっています。

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事故直後の状況を改めて見てみると、よく板金だけで直せたものだと感心するばかりです。




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サイドアンダースポイラーもきっちりきれいにしていただけました。

前編でもお話しした通りリアクオーターパネルを板金で直していただけたのは助かりました。修理業者も、板金での修理であっても修理前に比して強度が落ちることは認めたうえで、切り取り・溶接修理で修復歴ありになってしまうことによる査定減との兼ね合いで今回は板金修理とします、と明確に説明いただけたのはとても好感触でした。
今回は大幅に塗装作業が入りましたが、全く見分けのつかない仕上がりとなりました。前後ドアは新品交換ですが、交換部品であっても塗装は現状に合わせてその場で調色をしたうえで施すのが一般的です。少なくとも私には色の違いを見て取ることはできず、満足いく仕上がりです。メタリックが入っていないソリッドカラーの車体色だったというのも色合わせが比較的簡単なので、その点は幸いでしたね。
修理入庫後数日の時点で修理の方針及び完成の目安時期を教えていただけたのも助かりました。
総じて、修理の仕上がりはもちろん完了までの対応もとても丁寧で好印象でした。

修理代金を建て替える必要もなく、アプリ内ですべて完結
今回の修理にかかった金額は35万円でしたが、保険適用外のダメージ修理を自分で業者に依頼する場合、最終的にドライバーに払ってもらうにしても一時的には自分で建て替える必要があります。
これはキャッシュフローの観点ではあまりいいものではありません。
カードで払ったりするとその月の限度額にも影響しますし、場合によっては多額の引き落としとなりますので口座の残高を気にしておく必要があるかもしれません。そういった支払処理をオーナー側は全く行う必要がないのはよかった点だと思います。
仮に先に自分で修理費用を払ってしまう場合、相手が本当に費用を支払ってくれるまでは落ち着かない日々が続くわけで、そういう心配をする必要がないのは安心です。今までは保険適用対象外のダメージばかりでしたからね・・・。

一方これはドライバー側からの見え方なので想像ではありますが、同様にドライバーもAnycaの保険適用になるケースであれば免責の10万のみをアプリ内で支払う形で完結しているはずです。これもドライバーにとっては大きく負担が軽減されると思います。

ドライバーがゴネる可能性が低くなる
ドライバー側がアプリ内で傷の指定を行いますので、その時点でドライバー側は車に傷をつけた自身の責任を認めた形になります。その後「修理サポート」が立ち上がるとAnyca事務局がドライバーとオーナーのチャットのやり取りを確認することができるようになるため、ドライバー側としてはゴネづらくなる効果があります。



気になった点
修理がAnyca指定の業者に限定される
ここは正直かなり不安でした。
いつもお世話になっている業者ではなく、私の車を初めて触る業者です。きちんと整備してくれるのか、安くあげるために適当な整備をしないか。実際のお金を負担する保険会社が修理業者とどのように絡んでいるのかオーナー側からは全く見えないままだったため、修理業者のスタンスがわからないままなのは不安材料でした。
が、ドライバーとのやり取りの中で「修理工場が決まったら教えてほしいと保険会社から連絡があった」というメッセージをもらいました。このことから保険会社とAnyca指定業者はつながっているわけではないということが推定できます。保険会社はあくまで通常の保険業務としての範囲のみを担当しており、修理業者がどこであれ保険金で修理を行うというスタンスのようです。
先述した通り修理の仕上がりは満足いくものでしたので、この点に関しては杞憂だったかと思います。

「ドライバーの傷登録」と「修理サポート・提携業者への見積もり依頼」が不可分
「ドライバーの傷登録」を行ってしまうと、自動的に「修理サポート」が立ち上がり、修理はAnyca提携業者へ回されてしまうようです。ここは大切な注意ポイントだと思います。
アプリ内で「傷登録」を行うのはドライバー責による修理箇所明確化のためにとても役立つ機能だと思いますが、それと修理サポートが紐づけられているのは理解に苦しみます。
「傷登録が完了しました。修理をAnycaの提携業者に依頼しますか?ドライバーがご自身で手配しますか?」といったダイアログをつけていただければ親切かなと思います。
今回の一連の修理手続きの中で実感しましたが、貴重な車であればあるほどAnycaの「修理サポート」は使われないでしょう。高級車であれば正規ディーラーのみ、ヴィンテージカーやスポーツカーであれば専門のプロショップでのみ整備・修理を行いたいはずです。その意味でも、傷の確認とそれに伴う責任の明確化だけをAnycaのアプリ内で行えるようにしていただきたいです。
幸い保険会社とAnyca指定修理業者がつながっているというわけでもなさそうですし、アプリのアップデートのみで対応できるのではないかと思います。
または傷登録が完了して「修理サポート」が立ち上がったところで「修理は正規ディーラーでやるので見積もり依頼は不要です」と言い切ってしまうのもいいかもしれません。そうすれば傷登録をドライバーに行わせたうえで修理は正規ディーラーにお願いすることも可能です。

修理箇所の指定に知識が必要
修理箇所はこちらで適切に・詳細に指定しなければなりません。
ある程度知識があれば詳細に指定できますが、「車の左側全体的に」としか指定できない知識レベルの人だっているでしょう。もし私がその程度の知識レベルだとしたら今回の修理のうち左アンダースポイラーは修理対象外にされていたかもしれませんし、今回の指示だって果たして適切だったかどうかも私自身よくわかっていません。また、車体色の正式な名称も覚えておくと見積もり作業がスムースになりますので覚えておいたほうがよいでしょう。メタリックカラーとソリッドカラーでは塗装にかかる費用が違ってくるはずです。


外側からわかる傷しか登録できない
アプリ内でのオーナーの傷承認では「修理箇所はこれで全部ですか?以降修理箇所の追加はできません」というダイアログが出てきます。
今回は修理に出して見ていただいたうえでも外傷のみという結果でしたが、足回りやパネルを外してみないとわからないダメージが入っている場合、因果関係の調査も含めてトラブルになる可能性があります。今回は修理入庫から数日後にダメージの状況と修理の方針を連絡いただけたため、安心して修理を任せることができましたが。

過去フロントバンパーを全交換した際のことです。外観からはフロントバンパーのみのダメージのように見えましたが、修理見積を取ったところヘッドライトユニットも交換という見積もりが出てきて、修理金額が大幅に上がった経験があります。
今回の事故ではタイヤもホイールも傷ついていなかったので問題ないと判断しましたが、仮に足回りにダメージが及んでいたとして、それを検査もなしに外見から指摘できるでしょうか。私には自信がありません。

修復歴ありになってしまうことによる車両価値低下の保障
Anycaの指定業者にその点問い合わせてみたところ、「うちは中古車の引き取りをやっていないので査定はできません」との回答。今回は幸いにして修復歴のつかない範囲での修理で済みましたが、修復歴がつく場合どれだけ車両価値が落ちるのか、そもそも修復歴のついた車両を「仮に修復歴がない場合いくらになるのか」という査定ができるのかよくわかりません。まぁプレマシーは値段のつく車ではありませんのであまり気にはしませんが・・・。


まとめ
良かった点
アプリ内で全部完結
ドライバーがゴネづらくなる
修理の仕上がり、修理業者の対応にはとても満足
今後の課題
修理がAnycaの提携業者に限定される
修理箇所の指摘に知識が必要

事故発生から見積、入庫まで1週間、修理完了まで2週間の計3週間車がつかえない状況でしたが、幸いにして梅雨時期で星を見に出かけるような天気にもならなかったため、またドライバー様がとても真摯に迅速に対応くださったので、それほどストレスにもならずに修理を終えることができました。今回はだいぶ大きなダメージとなってしまいましたが、ドアパネル2枚新品になってよかったね、と考えることにしておきます。


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