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車中泊観点で4代目インプレッサスポーツをチェックする

Anycaでシェアしている私の車が全治2週間の修理になってしまいました。その間代車として来たインプレッサで撮影旅行に出かけ、2泊の車中泊を経験してきたので記事にしようと思います。
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結論を先に書いておきますと、
「大人ひとりであればちょっとした工夫でそこそこ快適に寝られる。だがCVT、お前はダメだ」
です。では続きをどうぞ。

代車として来た車は4代目インプレッサスポーツ(ハッチバック)の最廉価グレードです。
車を目にした瞬間はアイサイトついてる?と一瞬期待しましたが、アイサイトはもちろん、
オートライトやオートワイパーといった快適装備の全くついていない簡素な車です。
レンタカーですからね、そこらへん期待はできません。

外装も走りも快適装備も全てすっ飛ばして、いきなり後部座席を倒した状況から行きましょう。
まずは段差・傾斜から。
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ご覧の通り後部座席を倒すと派手に段差ができます。段差の厚みは5センチ程度。
この時点で車中泊用の車としては落第点ではあるのですが・・・。

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ちょうどモンベルのエクステンションパッド30(4つ折りのクッション)を折りたたんだのと同じくらいの厚みになります。後部座席の背面部分はほぼ水平のようです。

続いては荷室の奥行き。
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ここで荷室に敷いているのはモンベルのキャンプマット38(150cm)+エアピロー(約25cm)です。助手席を一番前まで寄せて、キャンプマットを背面ぎりぎりまで寄せたところ、エアピローまでが収まりました。

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ただしエアピローは平らにはならず、荷室の縁で若干傾くような感じに。
従って助手席背面から荷室後端までは170cm程度のようです。


さて、4センチの段差のある奥行き170cmの荷室に、身長170cmの私がどうやって快適に車中泊をするか。まず寝る向きですが、これは荷室側を頭にする一択です。足が若干高い位置にある分にはそこそこ問題なく寝られますからね。
この状態で荷室側を頭にして横になると、段差の低くなった位置におしりが来ます。これが意外と都合がよかったのです。とはいえ腰のサポートが必要なので服を入れた袋を敷いて腰のあたりに置きます。


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この上にマットを敷くと、おしりの位置だけがくぼんだ形になり、そこそこ快適な寝床が出来上がりました。固くて完全に平ら場所に寝るとおしりの張り出しで腰が反るような体制になりますが、段差の低くなった場所におしりが入ることで腰の反りが抑えられて快適になったようです。これは意外な点でした。

続いては長さ方向。
荷室はこれ以上伸ばすことはできませんので、普通に寝ると足を少しだけ曲げなければなりません。ただし、片足であればセンターコンソールの上に伸ばすことができます。
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もう片方の足は少しだけ曲げればいいので、意外と寝心地は悪くなかったという印象です。

高さ方向
これはさすがに低いですね。あぐらをかいても頭が天井についてしまうので、着替えは車外で済ませました。車の構造上仕方のない部分ですし、私のユースケースでは寝られればそれでいいので特に気にすることでもありません。夏場はともかく冬場は車内で着替えたいこともあるでしょうから、そこは留意する必要があるかもしれませんね。


さて、車中泊性能についてはこのくらいにして、残りは車としての一般的な感想を記しておこうと思います。
・シートがいい
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写真で見る限り何の変哲もないシートなのですが、座ってみるとランバーサポートがしっかりしていて、長時間の運転でも腰に負担がかかりませんでした。
プレマシーでしかシートを意識したことがなかったのですが、今回初めて違う車にきちんと乗ってみたところで、シートの作りの差から来る疲れの違いにびっくりです。最近の車はこれくらいが普通なのでしょうか。後部座席に乗っていたお嫁さんも、プレマシーより疲れないと言っていました。
プレマシーにも後付けのランバーサポートをつけてみることにします。

・運転感覚が軽快
やはり小さい車は運転が軽くていいですね。
いわゆる箱型ミニバンと比べればプレマシーでも一線を画す走りではあるのですが、やはり一クラス小さい車になるとさらに違ってきます。車体の重心がより自分に近いところにあり、ほどほどのパワーで小回り良く走っていく感じ。
車中泊前提でプレマシーを買っているので仕方ない部分ではありますが、小さくて軽い車はそれだけでいいなぁと思います。

・CVTがダメ
ゼロからの加速は確かにスムースです。無段変速なので変速ショックもなく加速していきます。
一方で巡航速度からの加速、特に高速道路での加速はいただけません。エンジンの回転数だけが上がってスピードが乗ってこないのです。これは非常に気持ち悪い。
有段ATなら即座にキックダウンして一段下のギアに入り加速が始まるのですが、
CVTではそのギアシフトがないので、加速が始まるタイミングが全く分からないのです。

有段ATであれば、アクセルON→ギアが下がる→同時にエンジン音が高まる→同時に加速が始まる、となるのですが、
CVTだとこれが、アクセルON→エンジン音がすこしずつ上がる→スピードがじわーっと上がっていく
という感じでしょうか。文字で伝えるのは難しいですが、とにかくエンジンの回転数と加速が一致しないというのがこれほどまでに気持ち悪いのかと改めて実感しました。
そのせいで山道も非常に走りづらいです。プレマシーはマニュアルモードがあるので山道では2速や3速を使って加減速をコントロールするのですが、CVTですのでマニュアルモードはありません。
上り坂ではアクセルを踏んでも進まず。下り坂ではアクセルを離してもエンジンブレーキがかからず。一応「L」ギアはあるのですが感覚的にはプレマシーの5段ATでいうところの1.5段分くらいの大きな減速がかかり、あまり快適に使えたギアではありませんでした。この「L」ギアはいろは坂下りのような状況でもない限り使いどころがないんじゃないかなぁ。

最近のCVTはこういったいわゆる「ラバーバンドフィール」を排除するために、状況によって有段AT的な振る舞いをするようになっていると聞くこともありますが、なら最初から有段ATにしとけよCVTの存在価値を自ら否定するのかよ技術の無駄遣いかよ。と言いたくなります。
 
燃費
きちんと計測したわけではないですが、600キロほど走って45リットルくらいの給油だったので、13km/L程度のようです。
プレマシーが10km/Lとあまりよくないので比較するとよく見えますが、冷静に考えるとCVTの割には・・・という感じの燃費と言ったところでしょうか。加速が気持ち悪いというデメリットを上回る燃費ではないですね。
 
結論
段差の解消に少し気を遣えばほぼ平らな寝床を用意することができ、身長170cm程度のひと一人がそこそこ快適に睡眠をとることができる。
総合的な走行性能は概ね満足。でもCVTはダメ。
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