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BORG90FL+α6300をSWAT350で使ってみる

先日、α6300の後継としてα6400を導入したという記事を書きました。

この記事の最後で、α6300を天体改造するのはどうだろうかということを書きましたが、今回はその可能性を検証してみようという記事になります。自分の頭の中の整理のために書いているのでたぶん誰の参考にもなりません。悪しからず。

BORG90FL+α7Sで天体写真を撮影していますが、いろいろと制限があって困っています。
α7sでは1枚の露光時間が30秒に制限されるため、1つの対象に2時間かけると240枚の画像が必要になります。12メガピクセルと比較的低画素なα7sといえども240枚ともなると3GB近くの容量になってしまうため、どうにかしたいと常々考えていました。
まずは手持ちの機材を使ってみようということで、α6400を導入したことで使用機会が減ったα6300を組み合わせてどんな結果になるのか見てみることにしました。
BORG90FL+レデューサーで35mm換算360mmとなりますが、APS-Cセンサーのα6300で撮影すると1.5倍となり540mmとなります。これをSWAT-350でどこまで追尾できるか。
DSC02709_R.jpg
α6300は24メガピクセルですのでデータ容量はα7sの2倍。したがって30秒の倍となる1分露光ではトータルのデータ容量は変わりません。できれば2分は露光してトータルの容量を半分に抑えたいところです。ある程度ずれることを見越して、3分の露光をかけてみることに。

結果から先に申し上げますと、さすがに540mm・3分をオートガイドなしで正確に追尾するのは無理があったようです。
DSC02526_R.jpg
ベガ付近を180秒露出したものをレベル補正をかけてみました。右上に乗っているゴミがお恥ずかしいですが。
DSC02526_1.jpg
右上のゴミ付近を拡大してみるとこんな感じ。Polemasterで極軸を正確に合わせて臨んだのですが結果はご覧の通り星がずれていってしまいました。向けていたのは西の空。赤経方向にずれるなら左上から右下方向にずれていくはずですが、星は右上から左下に流れています。つまり赤経方向ではなく赤緯方向に流れているということ。追尾精度よりも設置精度の限界でしょうか。まぁ自宅のバルコニーですからね・・・。次回遠征に出かけた時に改めて試してみることにしようとは思いますが、どちらにしろ540mm・3分のガイドなしはさすがに無理があったということは確かなようです。

さてここから取るべき選択肢は・・・

・SWAT-350にオートガイドを追加
・本格的にオートガイドできるような2軸の赤道儀に変更
・α6300はカメラレンズ専用としてBORG90FLでの運用は諦める
・あきらめて現状維持

ひとつひとつ見ていきましょう。

・SWAT-350にオートガイド追加
これについては、結果を見たHUQさんからありがたいアドバイスをいただきました。

SWAT-350を日本で一番変態的な構成で使いこなすHUQさん↓
が言うのだから間違いありません。
ただ、1軸の赤道儀にオートガイドなぁ・・・。オートガイド使うくらいなら完全に天文専用のがっちりした三脚込みで2軸の赤道儀買っちゃえよ、と思っていたりします。現状の構成にガイド鏡を載せる余地(主にバランス的に)もあまり残されてはいませんし、何より私は変態ではないのですよ。

・オートガイド可能な2軸赤道儀に変更
車の中に機材を放置できない事情もあり、遠征のたびに自宅から車まで機材を運搬する必要があります。そんなことから今まで軽量コンパクトな1軸赤道儀にこだわってきました。SWAT-350で重量2キロ程度。2軸の赤道儀の入門となるとビクセンのAP赤道儀(の両軸モータードライブ改造)が有力候補になりますが、それでもウェイトなしで4kg程度。2倍近いですね。この程度でも躊躇してしまいます。ただ、最近話題のAsiairを使ってPCレス、タブレットのみでの無線制御というのはとても魅力的です。

・α6300+BORG90FLの運用は諦めてより短焦点のカメラレンズ専用とする
そこそこ現実的な解かもしれませんが、SWAT-350を今まで通りα7s+BORG90FLで運用するとなるとα6300+カメラレンズを運用するポータブル赤道儀を追加購入ということになります。いまさらポータブル赤道儀を追加するのもなぁ・・・という。

・あきらめて現状維持
これも有力な選択肢です。追加投資はHDDだけ。α6300を手放せば収入も多少は。

ということで改めて整理すると・・・
α6400導入で余ったα6300を天体改造するなら、同時にオートガイド対応の2軸赤道儀が必要だよね。ホントに買っちゃうの?無理せずHDDの追加だけにしておくのはどう?
というお話でした。
本格的な二軸の赤道儀はいったいどんな選択肢があるのか調べてみることにしましょうかね・・・



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