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BORG 90FLを買いました

あれこれ悩んでいた望遠レンズですが、BORGの90FLレデューサーセットを買いました。

理由は下記の通り。
・バルブモードで”星が腐る”というα7S。これが避けられない以上、1枚当たりの露出時間は30秒に決め打ち。
・一方でα7Sの感度はISO25600あたりが限界
・30秒で適正露出を得るには、ISO12800でF4のレンズが必要
・光害カットフィルタを使う場合は同じくISO25600
・TP-2でPolemasterを使用して極軸を精密に合わせれば、200mm 2分の追尾が可能なので
 露出時間30秒であれば理論上800mmまで追尾可能であり、その性能には余裕がある。

上記の条件を考慮すると、まずのCanon 400mmF5.6がレンズの明るさの観点から脱落。
また、SIGMAの100-300F4も「1段絞れば」素晴らしいという評価が定まっているようで、これもちょっと厳しい。また手持ちの70-200F2.8とキャラクターがかぶるということも気になります。
BORG 71FL+レデューサーだと288mmで若干短く、
BORG 90FL+レデューサーであれば360mmF4と理想的なスペックです。

もちろん金額は30万円弱と一番高いものでしたが、
手持ちのレンズや赤道儀やらを売却し若干の足しにすることで何とか購入できました。

使ってみた感想ですが、
まずはいいところから。
・絞り開放で周辺の星像までほぼ真円を保っていて、カメラレンズとの地力の違いを見せつける。
・フルサイズでの周辺減光はそれなりにあるが、フラットを撮らずともステライメージで修正できるほど素直な周辺減光。
・ヘリコイドも固めでフォーカス合わせが楽。
・鏡筒の一部をカーボンにしたため、全体の重量はたったの2kg。
・ポータブル赤道儀に搭載することを考えるとこの軽さは正義。

一方気になったところ
・温度変化によるピントのずれは顕著で、現地に着いてから撮影開始するまで
1時間程度は外気に慣らす必要がある。
・意外と360mmは狭いと感じることがある。別途71FLが欲しくなる。

多少気になるところもありますが、総じてとてもいい買い物をしたと思います。
というかなんで早く買わなかったのかという感じ。
これでTP-2を基礎とした天体写真に必要な機材はすべて揃えたと言えると思います。
逆に言うとこの先の焦点距離を求めるならばビクセンのSXPかタカハシのEM-200を基礎とした一段上のステージを目指さなければなりません。
そうするとあれこれそろえてヒャクマンエンってところですね。
今は機材について上を見ても仕方ないので、天体写真を始めてから2年ほどでようやく揃えることができたこの機材で落ち着いて、撮影を重ねていきたいと思います。

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