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BORG90FLで撮るオリオン座三ツ星周辺

2週間前の遠征の写真を少しずつ処理しています。
今回はオリオン座三ツ星付近。お気に入りの構図です。

OrionBelt20191101_R.jpg

天体改造α7s+BORG90FL+レデューサー+LPS-D1フィルタ
ISO12800 30” 194枚 焦点距離360mm F4
総露出時間97分くらい

三ツ星近辺の星の処理に少し不自然な印象を受けます。Starnet++で星を除去して星雲だけを処理した後に再び星を追加する画像処理をしているのですが、これを自然な感じにするのが結構難しいです。単純な比較明では色情報が不足してただの点になってしまうし、かといって無理に星の彩度を上げると背景との境界が不自然になってしまいます。
ここらへんは今後の課題ということで・・・。

ちなみに1枚物を処理したのがこちら。
DSC06103_R.jpg
ダーク補正なし・フラット補正なし、ホワイトバランス調整とレベル調整のみ行いました。これを200枚近く重ねて処理する手間を考えるともうこれでいいんじゃね、って思ったりもします。ブログに掲載する程度ならそれほどノイズも気にならないし、馬頭星雲と燃える木星雲は写ってるし。一般の人に両方見せても「写真の明るさが違うね」くらいにしか思われないでしょうし。実際この領域の撮影中、一般の方に30秒露光の撮って出しを見せてあげたらすごく喜んでもらえましたしね。
・・・まぁそこは趣味の世界ですから。自分が納得する形でやるのがよいのでしょう。

一応前回の作品を引き合いに出してみましょう。
Orion_BeltPS_R.jpg
2019年1月に撮影したバージョン。これはこれで分子雲がそこそこ出せていい感じですが、周辺の落ち込みが気になるのに加えてもう少し鮮やかにしてもよかったかな、という気がします。理想的には前回と今回の中間くらいの色合いに持っていきたいところです。じゃぁどうしてそういう色にしないのっていう話ですが、処理してたらこうなっちゃった、という。狙ってコントロールできない時点で、自称「天体写真ライト層」からの脱却は遠い先の話になりそうです。

ま、天体写真は「機材にかけたお金x露光時間x画像処理の向上にかけた労力=結果のクオリティ」という世界だと思っているので、あまり上ばかり追いかけ続けても大変なのですよ。これから天体写真を始めようという奇特な方が読んでいらっしゃいましたら、ほどほどにね。




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