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BORG90FLで撮るオリオン座中心部 HDR合成

10月31日から11月1日にかけての遠征で撮影してきた星の処理を少しずつ進めています。
今回完成したのはこちら。
Orion20191101_01_R.jpg

天体改造α7s+BORG90FL+レデューサー+LPS-D1フィルタ
ISO12800*124
ISO3200*29
ISO800*16
各30秒
総露光時間は85分くらい。

みんな大好きオリオン座中心部。燃える木星雲・馬頭星雲・そしてオリオン星雲のセット。焦点距離360mmでぎりぎり入る構図です。
今回は以前から課題にしていた多段階露光でのHDR処理に本格的に挑戦。
詳しい手順はこちらの動画を参考にさせてもらいました。ありがとうございます。
薄明間近の撮影であまり露光時間が稼げなかったため、今回は深く考えずに基本のISO12800に対して露出を2段下げたISO3200と、さらにそこから2段下げたISO800でそれぞれ30秒露光の画像を撮影してきました。これでもまだ中心部は飛んでしまっているので、さらなる低露出画像を混ぜる必要がありそうですが、とにかくHDR処理はそこそこ上手くいったようです。
Photoshopでレイヤーマスクだけの処理をするためには「Alt+クリック」でレイヤーマスクだけを選択する、というのが今回の一番の収穫でした(そこかよ

いつものように前回の作品を見てみましょう。
OrionComp1_20181024.jpg
ぱっと見た感じは以前の作品のほうが華やかにも見えますが、やはりちょっと荒い感じがしますし、何よりオリオン星雲中心部の白飛びは今回のほうが格段に穏やかです。周辺に広がる分子雲の描出も前回より向上しています。やっとオリオン星雲の立体感というか奥行き感みたいなものが出せるようになってきたかなーという感じがします。
とはいえ課題もいろいろあります。

燃える木星雲が赤に寄りすぎている、馬頭星雲も同様に赤くなりすぎている、
オリオン星雲東側(画面では左側)の分子雲があまりきれいじゃない、
星を消しすぎ、星の像もだいぶいびつ、などなど。

やり直せばそれなりに改善する点もあるのでしょうが、さすがに3週間も放置すると処理のモチベーションもなくなりそうです。今回はとにかくHDR処理がうまくいったところでいったん完成としました。
素材としては悪くなさそうなので、天気の悪い時期にじっくり再処理してみるのもいいかもしれません。





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