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BORG90FLで撮る勾玉星雲IC405 & IC410 & IC417

先日の鹿角平遠征で撮影してきた天体写真です。

普段は超メジャーな対象ばかりを撮影している私ですが、この日は「超」がつかないメジャーな対象を狙いました。
MagatamaWOstar_R.jpg

天体改造α7s+BORG90FL+レデューサー
焦点距離360mm F4
ISO12800 30” 287枚
総露出143分くらい

ぎょしゃ座の勾玉星雲IC405 & IC410 & IC417です。画面右のヘ音記号的な形をした赤い星雲が勾玉星雲IC405、そこからいくつかの明るい星を挟んで左側にあるのがIC410、その左上にある赤いのがIC417だそうです。そして画面の左上に青っぽい星の集まりがありますが、こちらはM38という散開星団だそうです。この領域は初めての撮影でしたが、明るくわかりやすいアステリズムがあるため、手動での導入も意外と簡単。360mmという焦点距離でちょうどよくIC405 & IC410 & IC417の3つが収まるという構図となりました。

今回はフラット補正が全然合いませんでした。通常ならば薄明開始の30分ほど前に撮影を終えて、残りの時間でスカイフラットを撮るようにしているのですが、街灯のすぐそばで展開してしまったため正しいフラットフレームは撮れないと判断。今回はライトフレームからソフトビニングを使ってフラットフレームを作ったのですが、それでもうまくフラットが合わず、画面の四隅が妙に明るくなってしまいました。反省です。
とはいえ2時間半近く撮影したので何とか形にできてうれしいくらいです。せっかくなので四隅をスパッと切り落としてインスタグラム用に正方形フォーマットにしてみました。ついでに北上にこだわらず直感的に好みの向きに回転。
MagatamaWOstar_R1.jpg
お、結構イケてるのでは・・・?

・・・仕上がりのクオリティはともかく、今の自分でも普通に撮影して完成まで持っていけるということはわかったので、次回の遠征で再度チャレンジしてみたいと思います。

ところで今回は個人的にいい発見をすることができました。それは240枚以上の画像を一括処理できることができたということ。
今までは一つの対象につき2時間(1枚30秒露光を240枚)を目安として撮影をしていました。これは撮影上の都合ではなく、処理上の都合によるものでした。以前のPCはメモリが32GBだったのですが、だいたい150枚以上の画像を一括処理するとエラーを起こすという症状に悩まされていました。その経験から新しく作った今のPCはメモリを倍増させて64GBとして、240枚の一括処理ならいけるだろうということで2時間分、240枚を基本として撮影をしてきました。
実際の上限については詳細に検証したわけではなかったのですが、予定時間を大幅にオーバーして280枚以上の画像を取得することができました。エラーになるかもしれないなーと思いつつすべて放り込んで処理させたところ、無事に完走させることができたというわけ。
実際タスクマネージャーを見てみると、280枚の画像処理で使用していたメモリは40GB程度の様子。であればもうちょっといけるんじゃね?という気もしますので次は360枚の一括処理をかけてみようかとも考えています。
放置撮影3時間となると撮影中に子午線越えの影響も出てくるところですが、そこはまぁ今回みたいにすぱっとトリミングすればいいやということで。

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