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BORG90FLで撮る魔女の横顔星雲IC2118

先日の天城高原遠征で撮影した天体写真が1点完成しました。
魔女の横顔星雲 IC2118です。

WitchHead2020001_R - コピー
天体改造α7s+BORG 90FL+レデューサー+LPS-D1フィルタ
焦点距離360mm F4
ISO25600 30” 258枚
総露出129分くらい

左下の明るい星はオリオン座を構成する一等星、リゲルです。魔女の横顔星雲はそのすぐ右(西側)にある星雲です。実際にこの星雲はリゲルの光に照らされて光る反射星雲だそうな。
なぜ魔女の横顔と呼ばれているのかは、以下の180度回転させた写真を見ると理解していただけるかと思います。
WitchHead2020001_RR.jpg
確かに顔と鼻の長い魔女のような人の横顔がすぐそばのリゲルを見上げているように見えます。ちなみに英語でもWitch Head Nebulaと言うそうです。

さてこの魔女の横顔星雲、過去何度も撮影しては露光時間が足りなかったり画像処理がうまくいかなかったりでボツ作品を量産する難物でしたが、天城高原の空で撮影した素材をステライメージに加えてStarnet++とPhotoshopの力を借りて処理すればあるいはと改めてチャレンジ。
結果的に簡単なカブリ補正をした以外は基本的な処理だけでそこそこ見られる作品に仕上がりました。リゲルの周辺に発生する盛大なゴーストだけはフィルターの影響なのか、いかんともしがたいですね。こうなることは撮影する前からわかっていたので、できる限りリゲルを画角の中心付近に持ってきた結果がこの構図になります。どちらにしろここまで盛大だと表現の一部ということにするしかありません。
また、今回改めて撮影してみたことで魔女の横顔だけでなくリゲルの周辺にも分子雲らしきものが広がっているのがわかりました。オリオン座周辺は本当にどこを撮っても何かしら写ってくるので探索し甲斐のある領域です。

魔女の横顔星雲、天体写真を志したばかりの頃にその存在を知るも「淡い」という評判を同時に聞いたため自分には縁がないものと諦めていましたが、やっと私にも手が届く存在になったようです。



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