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BORG 90FL+7872の周辺減光とDSS

先日の千葉遠征で撮影した馬頭星雲・M78です。
Horsehead2020121.jpg

天体改造α7s BORG90FL+レデューサー+LPS-D1フィルタ
ISO12800 30” 238枚
総露出120分くらい

それなりに光害のある場所でしたので、南中後の対象でそこそこ明るくて処理も比較的簡単だろうということで選びました。とはいえバーナードループは画角の端っこに配置しすぎてノイズが目立ってしまいました。フラット補正で明るさは合わせてあるとはいえ、画像処理で無理やり持ち上げていることには変わらないのですからね・・・。
BORG90FL/71FL専用のレデューサー(7872)、星像はフルサイズ画面全体で申し分ないのですが、周辺光量が豊富じゃないんですよね。それを無理やりフラット補正で持ち上げているのでこんな現象に見舞われてしまいます。2019年のCP+で展示されていた107FL/90FL用のレデューサーはどうなんでしょうねそこらへん。そもそも出るのかっていう疑問もありますが。
ちなみにオリオン星雲は多段階露光が必要になるので(ティー氏が途中で起きたりすると撮影作業が中断するので)今回は狙わなかったのです。

撮影後にチェックしてみると、やはり西に傾くにしたがってバックグラウンドが明るくなっていく画像が保存されていました。そのためカブリ補正をRGBに複数回かけて何とか形にしました。ステライメージとPhotoshopの行き来はめんどくさいよ・・・

とはいえ、都心からのアクセスの良さを考慮に入れるとこの成果は悪くないと思います。

ところで今回から下処理にDeepSkyStacker(以下DSS)を導入してみました。手順の詳細は省きますが、1200万画素の画像240枚に加えてダークフレーム200枚・フラットフレーム60枚をダーク減算・フラット補正・ホットクールピクセル除去、加算平均合成までやってトータルの処理時間は20分ほど。ステライメージ7では同じ処理に3時間ほどかかっていたことを考えると大幅な改善です。
今まではステライメージの処理時間の現実的な落としどころ・メモリ容量の制限から1200万画素の画像240枚(2時間分)を1対象にかける目安の露光時間としていましたが、DSSを使えばこの枚数制限を突破することができそうです。

実際2時間以上の露光となると鏡筒反転を前提とするか、子午線越えのタイミングで起きる構図のずれを許容しなければならないのでなかなか難しいところでもありますが、次回は1対象3時間くらいを狙ってみましょうかね。




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