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北八ヶ岳・高見石小屋で見る星空 (SEL20F18G作例多数)

3月。天文界隈は春の銀河まつりで盛り上がる季節ですが、短焦点の望遠鏡しか持ってない私には天体写真からは少し距離を置かざるを得ない時期。一方でこの時期は日没後に西に沈む冬の星座と、夜明け前に東に上ってくる夏の天の川を一晩でまとめて狙える、星景写真にとっては貴重なシーズンでもあります。
そんな理由もあり以前から狙っていた星景写真を撮りに雪山に登ってきました。

行き先は八ヶ岳にある高見石小屋。冬場でも登山口から2時間半程度で到達できる上、途中滑落の危険も少ない、いわば雪山入門編とも言うべき場所です。それでいて山小屋裏手の高見石に登れば素晴らしい景色が望めるという、私のような軟弱フォトグラファーにはうってつけの場所。

とはいえ山小屋を予約しなければいけないので天気は完全に運次第なのですが、偶然休日と天気予報がマッチしたので出かけてきました。

登山中は終始曇り空。昼過ぎに山小屋に到着した時もこんな空模様でした。
DSC03235_R.jpg
ダメかなーと思いつつ早めの夕食を済ませて外に出てみると、雲一つない星空が広がっていました。
さっそく西に沈むオリオン座と冬の星座を納めるべく撮影開始。気温はマイナス5度程度とそれほどでもなかったのですが、強い風でどんどん体が冷えてきます。結局30分と持たずにカメラだけ放置して山小屋へ引き返してきました。以下星空の写真はすべてα7III+SEL20F18Gで撮影しています。

こちらは放置したカメラからのひとコマ。トゥインクルスターフィルターで星を強調しています。
seq20200322_13_R.jpg

その後いったんカメラを回収する際にも寒さをこらえて数カット撮影です。こんな機会めったにないですからね。
seq20200322_01_R.jpg

その後天の川が上ってくるまでは睡眠を取ります。下山のことも考えると少しでも睡眠はとっておく必要がありますからね。そして日付変わって2時半ごろ。そーっと起きだして山小屋の外に出ると、空には相変わらず星が広がっていました。
DSC03692_R.jpg
北西の空、垂直に立った北斗七星が山小屋の上にかかっています。

小さな声で快哉を叫びつつ、東の空に浮かぶ天の川を狙って撮影開始。
seq20200322_12_R.jpg
東の低空の光害がきつかったのは意外でしたが、野辺山方面のスキー場の明かりかもしれません。
あまりの寒さにやはり30分程度で手足が限界に。放置撮影に任せることにします。この日は幸いにして宿泊者全員が山小屋泊。テント泊の人がいなかったため、安心してカメラを放置することができました。

その後夜明け前のカメラ回収の際にも寒さに耐えながら数カットの天の川を納めて撤収。
seq20200322_06_R.jpg
結局一晩中雲一つない星空でした。

ただでさえ運次第の日程なうえ、昼間曇天だっただけに喜びもひとしお。
思い出に残る一晩となりました。

※登山・特に積雪期の登山は危険を伴います。十分な準備と入念な下調べをして臨むことを強くおすすめします。Aramisも以前登山家の友人にアテンドしてもらって一度積雪期に訪れた上での今回のチャレンジでした。

初の雪山登山 八ヶ岳高見石小屋往復



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