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【レビュー】SEL20F18Gの星空性能をチェックする

先日手に入れた焦点距離20mm、解放絞りF1.8のレンズ、SEL20F18G。

入手直後にファーストインプレッションを書きましたが、先日星空のもとに持ち出してきたので簡単にレビューをお届けします。

・α7IIIと組み合わせて三脚に乗せて固定撮影
・F1.8からF2.8まで1/3段ずつ絞っていく
・露出はISOで調整

という条件で変化を見ようと思います。
各種補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)はオートにしてありますが、撮影時点ではカメラのアップデートが入っていないので補正は効いていないと思われます。
西に沈んでいくオリオン座と冬の大三角、画面右端にはすばるも写っているという構図です。

F1.8
DSC04185_R.jpg

F2.0
DSC04186_R.jpg

F2.2
DSC04187_R.jpg

F2.5
DSC04188_R.jpg

F2.8
DSC04189_R.jpg

わかりづらいのでGifアニメにしました。
SE20F18G.gif

周辺減光はF1.8からF2.5までリニアに改善していくものの、F2.5からF2.8ではあまり大幅な改善は見られない、という感じですね。

ではコマフレア確認のため、画面の端を見てみましょう。
画面の右上、縦横とも1/10(400*600)を切り抜いてみます。範囲としてはこんな感じ。
20200329_01.jpg

F1.8
DSC04185_trim.jpg

F2.0
DSC04186_trim.jpg

F2.2
DSC04187_trim.jpg

F2.5
DSC04188_trim.jpg

F2.8
DSC04189_trim.jpg

こちらもGifアニメを。
SEL20F18G_Trim.gif

明るい星に若干コマフレアが見えますが私の感覚では無視できるレベル。F2.8まで絞っても若干改善するかなという程度ですので、コマフレアに関しては非常によく抑えられている印象です。色収差も私の目には見えません。
Gifアニメを見ていただければわかると思いますが、星の流れは星の日周運動に起因するものだけで、画面周辺に向かって放射状に星が伸びる現象も見えません。フランジバックの短いミラーレス専用設計広角レンズの本領発揮という感じです。星に使うのであれば各種収差はあまり気にせず単純に周辺減光をどのくらい許容するかで絞り値を決めればよいのではないでしょうか。

今回は都合によりTokina FiRIN 20mm F2.0とのサイドバイサイドでの比較はできませんでしたが、SEL20F18G単体で見ても第一線級の性能を持った広角レンズだと言えると思います。何よりTokina FiRINと比較して一回り画角が広いというのはスペックには現れないながらも注目すべきポイントです。

先日のファーストインプレッションでの画像を再掲。
20200314_05.jpg
実際これだけ画角が違うと、天の川を撮影した時のフレーミングの自由度がかなり変わります。定性的な表現になってしまって申し訳ありませんが、実際にさそり座を入れた構図で天の川を撮影していると「あれ、Tokina FiRINと比べて構図に悩まないな?」と感じます。

これでTokina FiRINと比べて重さが100g以上軽くてAFがつくのですから、登山で星を狙うならこれ一択です。もちろん先日の雪山登山でも持っていきました。
seq20200322_12_R.jpg

このレンズで撮影した星空作品はこちらの記事にまとまっていますので合わせてご覧ください。


2017年11月に書いたTokina FiRINのレビューはこちら


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