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縞状ノイズ改善に伴う再処理

先日ご紹介した「アンタレス付近」の天体写真を通して、フラットフレームを最低感度で用意することで縞状ノイズを大幅に低減させることが確認できました。おかげで今まで撮影はしたものの作品にできずボツにしていた素材を再処理にかけて公開できるレベルまで救うことができました。
フラットフレームは使いまわしなので、補正しきれない・補正しすぎるという弊害が起きる可能性はありますが、まったくやらないよりはかなりましでしょう。

季節外れですがまとめて紹介。とはいえツッコミどころ満載なので大目に見てあげてください。

共通撮影条件:
天体改造α7s+BORG 90FL+レデューサー+LPS-D1フィルタ 1枚30秒露光
別撮り曇天フラット

クリスマスツリー星雲 ISO12800 338枚 2019年3月 トータル170分 SWAT-350で追尾
Christmas_R1.jpg

北アメリカ星雲 ISO12800 173枚 2019年8月 トータル87分 SWAT-350で追尾
NGC7000WOStar_R.jpg

かもめ星雲 ISO25600 137枚 2017年3月 トータル 64分 TOAST TP-2で追尾
seagullWOstar_R.jpg

かもめ星雲は最後まで処理しておいてボツにしていた画像が出てきたのでついでに貼っておきます。
Seagullcolor_R_202007051800064cb.jpg
フラット補正すらできていないのはともかく、これマジで同じ素材か?という違いです。見えてないはずのものが見えてきてるじゃないですか。

それにしても、どの作品も赤一辺倒であまりおもしろくないですね。上手な人が処理すればどの対象ももっとカラフルな絵になるはずですが、そこは撮影者の力不足ということなのでしょう。
特にクリスマスツリー星雲は3時間近く露光した割には赤黒い色合いになってしまっています。こういう色になるのは露光不足が原因なことが多いようなのですが、3時間では足りないということなんでしょうかね。精進します・・・。

とはいえ3年前の素材でもこうやって復活させることができるのは天体写真ならでは。素材は捨てずに取っておくものですね。



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