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RST-135が届いたので外観レビュー

注文していたハーモニックドライブ赤道儀RST-135(とハーフピラー)が届きました。早速外観のレビューをしてみたいと思います。

長いので先にまとめを書いておきます。
・本体に水準器ないけど大丈夫かな
・極軸合わせが二軸になるけど大丈夫かな
・M8 35mm間隔のアリミゾ探さないと
・USB-PDモバイルバッテリーからトリガーケーブルで動いたよ!
・Polemasterの運用どうしよう
・ウェイトシャフトはM8メスネジ接続
・ハーフピラーをつけたまま三脚バッグに収納できた
・付属のケースはすごく残念
・ワニ口クリップ電源ケーブルはいったい・・・?

ではいってみましょう。
DSC04725_R.jpg
本体のほか主な付属品は以下の通り。
・本体用ケース
・3/8インチネジ三脚と接続するためのアダプタ
・コントローラーとケーブル
・4mmヘックスキー
・PCとの接続用USBケーブル
・電源ケーブル2種
・Polemasterアダプタ
その他ドキュメント類

ハーフピラーをサイトロンのカーボン三脚SCT-53/AD-SW三脚に乗せてみるとこんな感じ。
DSC04730_R.jpg
ハーフピラーと三脚の接続は3/8インチネジ一本なのですが、お互いのネジの精度がいいのか締め込むとがっちり固定されてガタは全くありません。
本体側はハーフピラーとのアダプタ(ハーフピラーの付属品)を接続。
DSC04733_R.jpg
こちらはM8ネジ2本を手回しでがっちり固定です。
DSC04734_R.jpg

ちなみにハーフピラーがない場合は本体付属のアダプタで3/8インチネジとの接続が可能です。
DSC04735_R.jpg

ハーフピラー上部はよくあるサイドからの三点止め。赤道儀を乗せてもガタは見られませんが、三脚で出した水平が赤道儀でどこまで出ているのかはちょっと気になるところ。本体には水準器などはついていないので別途用意する必要があるかもしれません。
DSC04713_R.jpg
ここから赤道儀として使えるように傾けることになるのですが、少し手順が込み入っていたのでご紹介します。ぱっと見大きなノブを緩めれば回転しそうなのですが、それだけでは動きません。

大きなノブの右下にあるキャップボルトを付属のヘックスキーで緩め、その後大きなノブを緩めると初めて回転するようになります。
DSC04715_R.jpg

南側に大まかな高度目盛りがあるので、それに合わせて固定します。
DSC04720_R.jpg
再度大きなノブとキャップボルトを締めれば固定完了。最終的な東西南北の微動はこちらのネジで行います。
DSC04724_R.jpg
今まではこういう↓三軸のレベラーで極軸を合わせていたので、二軸形式で精密に合わせることができるかはちょっと心配な点です。
DSC03839_R.jpg

さて望遠鏡を載せようかと思ったのですが、ネジ穴は17.5mm間隔のM8。赤経部の内側8個のネジ穴です。ちなみに外側の小さい8個の穴はステージと赤道儀の固定用ですので使えません。
DSC04725_R.jpg
17.5mm間隔ですので端の穴をふたつ使えば35mm間隔となりいわゆるタカハシ規格。ですが問題はM8という点。手持ちのアリミゾはM6での接続なのでM8ネジが入りません。M8 35mm間隔のアリミゾが必要なので望遠鏡を載せるのはおあずけ。

では望遠鏡を載せないまま電源を入れてみましょう。コントローラーと本体を接続し、USB-PDモバイルバッテリー→トリガーケーブル→本体と接続して電源オン。あっさり起動。
DSC04751_R.jpg

コントローラーに電圧を表示する機能があるので見てみると15.2Vの表示。
DSC04752_R.jpg
ちなみに上から基盤温度、RAモーター温度、DEモーター温度、動作電圧を示しています。コントローラーを使って高速駆動させてみましたが特に問題なさそうな雰囲気です。
RST-135はモバイルバッテリーで駆動するということが改めて確認できました。12V駆動の赤道儀導入に際して壁となっていた電源問題はこれで無事解決。やったぜ。

続いてPolemasterアダプタをチェック。本体にはPolemasterを設置する突起が設けられています。
DSC04727_R.jpg

ここにRST-135付属のアダプタをセット。実際にはこのアダプタにあらかじめPolemasterを接続してからRST-135に設置する形になります。
DSC04728_R.jpg
今持っているPolemasterはSWAT-350とポラリエUの間で共用できるアダプタ(一般的な1/4カメラネジアダプタ)をつけているのですが、RST-135のアダプタとは互換性がありません。もう一つPolemasterを買うのか、運用でカバーするのか考えなければいけませんね。

続いてウェイトシャフト接続部をチェック。
望遠鏡を載せる部分の反対側に4mmのキャップボルトがついています。これも付属のヘックスキーで取り外すことができ・・・
DSC04754_R.jpg

外すとM8ネジが出てきました。タカハシと同じ規格らしいので将来必要になったら使うことにしましょう。
DSC04757_R.jpg

改めて機材を一式並べてみるとその小ささに感心します。
三脚やハーフピラーを除き、バッテリーなどと合わせて4.5kgといったところでしょうか。この赤道儀に13kgの鏡筒が乗るというのだからにわかには信じられません。
DSC04760_R.jpg

その他気づいたところを何点か。

ハーフピラーをつけたまま三脚バッグに収納できました。
はみ出しているように見えますが、
DSC04749_R.jpg
生地の”遊び”のおかげでギリギリ収納できました。これはうれしい。
DSC04750_R.jpg

一方で本体付属のケースは本体がギリギリ入る程度の大きさ。本当にギリギリでケースから出すのも一苦労するレベル。この写真では本体の下にハーフピラーとのアダプタをつけていますが、この状態では入りません。
DSC04740_R.jpg
縦方向だけではなく横方向もギリギリ。普通はワンタッチで望遠鏡乗せられるようにアリミゾつけておくよね?その分のマージンは考えなかったのかな?
DSC04743_R.jpg
ケースがどれだけ小さいかって本体を抜き出すと内張りのクッションが一緒にめくれてくるくらいです。クッション自体はすごくいい造りをしているのにもったいない。ロゴまでつけてお金かけるくらいならケースなくして5000円でも安くするか、もう二回りくらい大きくしてアリミゾつきで収納できるようにしてほしかったところです。

いや、このケースは付属品を入れるのに使うのかな(超解釈)。
DSC04763_R.jpg
ほらコントローラーとケーブルとバッテリー入れてぴったり。

・・・望遠鏡にしろ赤道儀にしろ”吊るし”の本体だけで使うことはまれで、望遠鏡であれば鏡筒バンド・アリガタ、カメラや接眼レンズ、赤道儀であればアリミゾや三脚アダプタが追加で必要になることがほとんどです。にもかかわらずそれを想定しない収納が付属するというのはなぜでしょうか。
一方で絶対に収納になるにもかかわらず、それは完全にユーザーまかせという機材もまた少なくありません。
天文機材の収納問題、なぜメーカーは中途半端な対応をするのでしょうかね。望遠鏡であれば鏡筒バンドと多少の接眼部、赤道儀であればアリミゾ程度は想定したケース付属させるくらいはしてほしいものです。

ついでにもうひとつ。
付属の電源ケーブル2種のうち一つがワニ口クリップだったのですが、これもよくわかりません。
DSC04764_R.jpg
海外ではワニ口クリップから12Vを取るのも普通なのでしょうか。これもいらないから安くしてほしかったなぁ。
DSC04766_R.jpg

細かいツッコミどころはありますが本体はとても精度よく作られている印象です。
いろいろと環境を整えるのは大変ですがこれから楽しんでいきたいと思います。





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3Comments

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コメ

こちらも届きました

こんばんは。
こちらもRST-300が届きました。
ケースやPolemasterの取り付け部分が微妙なのは相変わらずでした。
梅雨明けが待ち遠しいですね。

Aramis

Aramis

Re: こちらも届きました

届きましたか!おめでとうございます。

Polemasterの扱いには困っているのですが、RST-135付属のアダプタがそのまま今使っているカメラネジ用台座に勘合するみたいなのでそれで行こうかと思います。
ただ、RST-135につけるには付属の細いネジが必要なので、それを失くさないようにしないといけませんね。

ところでブログには書きませんでしたが、いまいち使いどころに困るステッカーはどうすればよいでしょうか(笑

  • 2020/07/20 (Mon) 09:07
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  • 2020/07/22 (Wed) 11:35
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