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8月21日遠征記録 大火球と夜露と秋の星空

8月21日、月は日没とともに沈んでいくという好条件。太平洋高気圧のおかげで関東平野は一晩中よく晴れそうな予報となっています。関東平野は。
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富士山周辺や戦場ヶ原など関東近郊の撮影地は軒並み曇り予報。伊豆半島の天城高原もピンポイントで雲がかかってくるというなんとも困った予報。ならば福島まで足を伸ばすかーと目論んでいたのですが、出発直前にWindy SCWとも予報が悪化。福島までは片道4時間かかりますので、そこまでのリスクを取れません。悪い予報を押して行くならせめて天城高原にしておこうと直前で翻意しました。

結果その判断は悪くなかったかな、という空模様となった8月21-22日の遠征記録です。

自宅を16時前に出発して現地着は19時前。20時ごろにいちど曇ってしまったものの、
21時ごろからは安定した晴れ間が続きます。

さそり座はすでに西に傾いていく時期ですが、サソリのしっぽまではっきり見えるほど低空まクリアです。これはチャンスかなーと猫の手星雲とヒガンバナ星雲(NGC6334とNGC6357)を狙ってみます。記念撮影程度にはなるとよいのですが。
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※M16とM17の撮影中

ポラリエUのほうは例によってAPS-CカメラにTamron35mm F1.4を組み合わせて52mm相当で適当に撮ってみます。今回はどんなものが撮れるでしょうか。
DSC00837_R.jpg

この日はけーたろさんえーいちさんとーみんさん(リンク先はTwitter)にお会いすることができました。ところでけーたろさんはTwitterによると前日千葉県へ撮影に行っていて、15時ごろお目覚めだったはずですが、なぜ21時に天城にいらっしゃるんでしょうね・・・?さすがのフットワークです。



22時30分ごろでしたでしょうか。ぱっとあたりが明るくなり空を見上げると、東の空仰角45度程度の方向から北東仰角30度程度の方向へ大火球が流れました。後半は大きな光球が二つに分裂し緑色の光跡を引いて消えていきました。思わず「あーっ!すごいすごい!」と叫んでしまいました。
天体撮影中の一晩で大小10個くらいの流れ星を見ることはざらですが、その多くが一瞬の出来事で、声を発する間もなく消えてしまい「あー今流れた」という事後報告がほとんどです。
今回の火球は「あたりが明るくなる→空を見上げる→叫ぶ」という数秒間の間光り続けるという非常に稀なケースでした。私もあそこまでの火球を見たのは初めてです。写真に収めることは叶いませんでしたが、特段残念とは思いません。何よりこの目で見たという感動に優るものはありませんからね。
この火球は広く観測されたようで、動画で収められたものもあるようです。福島に遠征されていたM&Mさんも仰角5度ほどで見えたとのこと。

Twitterのおかげで遠く離れた友人と同じ流れ星を見た感動を共有できる。星見の楽しみの一つです。

日付が変わって22日の1時ごろ、急速に空が広がり同時に湿度が急上昇。その後雲はいなくなったものの、湿度は変わらず広角レンズでは構図合わせをしているうちに曇ってくるほどの結露に見舞われます。撮影開始時点からヒーターを装着していた望遠鏡以外は全滅となってしまいました。

こちらは夜露で曇る前にかろうじて撮影できた秋の天の川。派手な夏の天の川もいいですが、さらさらな秋の天の川もまたいいものです。椅子に座ってぼんやりと心穏やかに眺めるのがオツです。
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α6300+Samyang8mm F2.8 Fisheye ISO3200 30”
Sequatorで16枚スタック

プレアデス星団も東の空にのぼってくる季節となりました。星を見ながら季節の移ろいを感じる。星好きならではの感覚ですが、心が落ち着くひとときです。
DSC02851_R.jpg

夜明け直前にのぼってきたオリオン座を収めようとしたのですが、レンズキャップを外した瞬間から曇ってくるほどの夜露でした。曇ったフィルター越しに撮ったのがこちら。
DSC00842_R.jpg
構図合わせの最中に曇ってしまったので構図も何もあったものではありませんが、雰囲気は悪くないかなと。

そんなこんなでとても楽しい一晩を過ごすことができました。楽しかったー



以下行程メモ

往路
In 横浜青葉 Out 長泉沼津
In 冷川 Out 天城高原
復路
In 天城高原 Out 熱海峠(6時前にOut)
In 小田原西 Out 東名川崎

295km 24.55L
12km/L



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