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燃える木と馬頭を撮ったら無改造α6300はできる子だった話

先日の乙女湖 琴川ダム遠征で撮影してきた素材が作品になりました。
IC434_HorseHead_20201125.jpg
IC434馬頭星雲とNGC2024燃える木星雲
光学系:BORG90FL+レデューサー7872+LPR-Nフィルタ(7872後部に装着)
カメラ:α6300(無改造)
露光:ISO800 5min x 32 総露光時間160分くらい
赤道儀:RST-135
ガイド:SSOne All in one Guider
撮影日:2020年11月22日
撮影地:乙女湖
ダーク:ライトフレームと同設定で37枚
フラット:青空フラット ISO100 1/100秒 100枚くらい(+同設定でフラットダーク)

ステライメージ7でダーク補正・レベル補正・ホットクールピクセル処理・フラット補正・RGB変換・スタック・デジタル現像・tif出力
Starnet++で星消し画像取得
Photoshopで星のみ画像作成、星消し画像と星のみ画像を使って強調処理などなど

無改造のα6300で赤い星雲がどこまで写るか心配だったのですが、1枚の撮って出しでここまで写っていたのでチャレンジしてみることに。
DSC00859_R.jpg

乙女湖は西の空がそこそこ暗かったのも幸いして、南中直後からの撮影で160分の露光時間を確保することができました。一晩の間に一つの対象にかけた時間としては過去最長だったかもしれません。
202011_seq18_R.jpg
結果、燃える木星雲のオレンジ色と馬頭星雲周辺の赤色がそれぞれ違った色になって満足いく仕上がりにすることができました。

以前天体改造α7sで同じ領域をほぼ同じ光学系で撮影した時は、燃える木星雲周辺オレンジではなくピンクになってしまって難儀した記憶があります。
OrionBelt20191101_R.jpg
天体改造α7sで撮影

改造していないデジカメだと、少なくともこの二つの星雲に関しては色がきちんと分離できるようですね。このくらいの枚数をスタックするとノイズ処理もしやすいというのも発見でした。Photoshopのノイズ低減と相性がいいのか、輝度ノイズ色ノイズともCameraRAWでディティールをある程度保ったまま上手に消してくれるので助かりました。
天体改造もしてないしAPS-Cだしとα6300にはあまり期待してはいなかったのですが、意外と色も出るし、出てくるノイズも素性がよさそうだしと、意外にできる子でした。このまま改造せずに運用するのもいいのかもしれません。

今回はアルニラム(オリオン座三ツ星真ん中の星)西側(右側)の白い分子雲を描写することも一つのテーマでしたが、こちらに関してもそこそこ描写することができたのでとりあえず満足です。



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