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1月15日遠征記録 曇天の育樹祭記念広場で自身の歩みを振り返る

遠征記録

1月15日金曜日、夜から天気が回復するという予報だったので仕事のあとに出かけてきました。行先は育樹祭記念広場。自宅から2時間弱で到着できるので仕事が終わったあとでもそこそこ時間を確保できる場所です。

現地着は22時ごろ。車を降りて空を見上げ、オリオン座が南中を過ぎていることに気づきます。

「1月、この時間でオリオン座は西に傾き始めるのか。春は近いな・・・。」

季節の移ろいを感じるひと時です。そそくさと機材を組み上げて極軸を合わせ対象を導入、さて露光を・・・と思ったところで曇ってしまいました。天体観測あるある。
DSC00667_R2.jpg

急に曇ったから晴れるのもすぐだろうと待っているとやはりすぐに晴れてきました。では改めて露光を・・・と始めたところでまた曇ってしまいます。その後も10分ごとに晴れたり曇ったりを繰り返す不安定な天候。結局2時ごろまでそんな天候が続いたため撤収することに。

撤収を終えて空を見上げるとばっちり晴れています。天体観測あるあるその2。とはいえオリオン座は沈んでしまい、ふたご座ぎょしゃ座も西の低空。さすがにこの状態から機材を再度展開する気にもならず。何も考えず往路の高速にまで課金して帰宅してしまいました。

以上。


・・・だとおもしろくないので、今回の成果らしきものをネジこんでどうにか記事に仕立て上げることにします。



足用カイロの話

こちらの足用カイロ「マグマ」を試してみました。
DSC_0582_R1.jpg
体は着込めば寒さに耐えることもできますが、足先だけはいかに防寒してもじっとしていると冷えてきてしまうため、どうにかして温めなければなりません。今までは別の足用カイロを使っていたのですがあまり効果がなかったのです。
手元にあった別のものと比較してみるとこれだけサイズに違いがあります。
_20210116_134228_R.jpg
通常のものがつま先だけをカバーするサイズ感なのに対し、マグマは厚手の靴下の前半分をしっかりカバーするサイズ感です。実際にマイナス5度の環境で試してみると、密封性の高い(=カイロ的には空気が入りづらくて発熱しづらい)耐水スノーブーツに入れていてもしっかり暖かいことが確認できました。次回からレギュラー入り確定です。


天体写真を志すひとたちへ

曇天なのをいいことに現地で天体撮影をされていた方とゆっくりお話をさせてもらいました。天体写真を始めて1年ほど、今まではPENTAXのアストロトレーサーを使っていたものの、最近になって赤道儀を買ったという方でした。まるで数年前の私を見ているようでついついあれこれお話してしまいました。その会話から自身のこれまでを少しだけ振り返ってみようと思い立ちました。


誰でも最初は初心者なのです。もちろん私も。


2015年ごろに天体写真を志してから5年以上経ち、自動導入赤道儀・天体望遠鏡・冷却CMOSカメラを使ってこんな作品を撮れるようになりました。その方にこの写真をお見せしたら「すごい!」と驚いてもらえましたが、もちろんはじめからこれが撮れたわけではありません。
IC434_20201221.jpg

最初は撮影以前に暗い場所に一人で出かけるのが怖くて満月の日を狙って撮影地に行ったりもしました。誰もいなくて余計に怖い思いをする上に巡回中の警察に不審者扱いされるというおまけつき。
そのうち赤道儀を買って少し使いこなせるようになって撮れた写真がこれ。2015年11月。
2015011Orion.jpg
この写真をお見せしたら「今の私の写真に近い!さっきの写真と違ってすごく親近感がわく!」と喜んでいただけました。

・・・趣味に限らずどんなことにも共通して言えることですが、最終的なアウトプットは様々な要素のバランスで成り立っています。天体写真で言えば追尾系・光学系・センサー系の性能のバランス及びそれを運用するスキルと画像処理のスキル。いくら高性能な望遠鏡を持っていても、それを載せて追尾する性能を持った架台・集めた光を形にする高性能なカメラがなければ天体写真は成り立ちませんし、素材を最終的な作品に仕上げるスキルも必要です。

自身を振り返ってみても赤道儀を更新(TP-2→SWAT-350→RST-135)し、光学系を更新(便利ズーム→BORG 71FL→Minolta 300mmF4→BORG90FL)し、カメラを更新(α77II→α7s→α6300→ASI2600MC)し、全体のバランスを取りながら日々試行錯誤しています。

最初の2年ほどの間は無理目な焦点距離で撮影して失敗することで問題の切り分けが難しくなり、赤道儀の仕組みと使い方を理解するのに時間がかかっていたようです。自身の天気予測精度が高くないため行っても曇ることが多かったのも進捗の遅さの一因ではありましたが。

必ずしもバランスを取らずに撮影できてしまう標準レンズから始めていれば楽しくステップアップできたかなと思います。たとえばこちらは無改造のα6300とTamron SP35mm F1.4の組み合わせをポラリエUに載せて撮影したものです。この程度の焦点距離なら極軸の設置精度も追尾精度もほどほどでOK。
Scorpion20200617_R.jpg

天体写真を始めるなら最初は焦点距離を欲張らずにお安めの機材で標準レンズから始めてみるといいかもよ。望遠鏡使わなくても十分楽しいから。レンズはスペックより軽さを重視したほうがいいですよ。軽いレンズなら赤道儀にかかる負担も軽くなるので。

これから天体写真を始めようと思っている方へ、自称「天体写真ガチ勢普通の人派」のAramisがお送りしました。




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