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2月19日遠征記録 快晴の育樹祭記念広場

2月19日、育樹祭記念広場へ行ってきました。
この日は月と冬の星座が近い場所にあるため、月明かりを避けての撮影であれば狙いは春の対象となります。春というと系外銀河が主な対象になります。

俗に「春の銀河祭り」とも呼ばれるこの奇祭。四桁クラスの焦点距離を安定して運用できる猛者だけが参加のチケットを手に入れることができるとも言われています。知らんけど。

今までは「銀河?天の川銀河のことかな?」などと見てみぬふりをしてきたのですが、新機材FRA600ならばなんとかこの奇祭に参加することも可能です。ということで本日の対象はしし座の三つ子銀河。特徴的な形をした3つの銀河が同じ場所にまとまっている対象で、前回の木戸ダム遠征で試写した結果、銀河の微細構造にもある程度は迫れそうな雰囲気。

Leo_Triplet_R.jpg
※木戸ダムで撮影 FRA600+ASI2600MC Proで総露光1時間弱


全開の木戸ダムは新月期でしたが、そこから1週間後となるこの日は月没が24時。無理して急がずに自宅できちんと夕食をとってから出発。現地着は月没前の22時半ごろ。急いで準備を済ませ、ほぼ月没と同時に露光開始です。


天気は終始安定した晴れ。時折南からの風で気温が上下しましたが、そのおかげか結露もほとんどなく快適な一晩となりました。寒かったけど。

2月中旬ともなると、夜明け前には夏の天の川も見えてくる時期です。
20210219_03_577_R.jpg
東の低空は光害で結構厳しい場所ではありますが、今季初となる夏の天の川も撮影しておきました。来月は天体撮影ではなく星景写真の撮影にも出かけたいところです。


無時3時間ほどの露光時間を確保して撮影を終え、その後薄明フラットを撮っていたらあっという間に夜が明けてしまいました。普段暗い中で設営して暗い中で撤収してしまい文字通り日の目を見ない機材、明るい太陽光のもとできちんと撮影しておくには絶好の機会です。なにせ写真を撮るのに三脚が必要ないんですからこんなに楽なことはないです。

うむ。かっこいい。黒と赤と白の組み合わせは日本のメーカーにはないセンスです。
DSC03356_R.jpg

FRA600はトータル8kg近くなる鏡筒ですが、それでもご覧の通りバランスウェイトなしです。このウェイトなしスタイルにもすっかり慣れてしまいましたが、この日現地でお会いした方にお見せしたらすごく驚いてもらえました。ポータブル赤道儀にでも載せてるのかと思ったそうな。
DSC03368_R_20210221205500102.jpg

ところで、この状態で鏡筒の前後バランスって取れているのでしょうかね。この赤道儀、電源を入れた状態で常にトルクがかかっているため、仮にバランスが取れていない設置をしても駆動装置のトルクにより回転していったりしないようになっています。そもそもコントローラーを使う以外に動かす方法がないのですが。したがってバランスが取れているかを確認する術がないのです。まぁそもそも極軸方向のバランスからして取れてないわけですし、鏡筒のバランスなど気にしなくてよいのでしょう。ということにしておきます。

キレイに冠雪した富士山をバックに。
DSC03365_R.jpg
地上にはまだ届いていませんが、富士山には朝日が当たっているのがいいですね。

さきほど「現地でお会いした同業者に」に言及しましたが、その方Sharpstarの150mm反射鏡、15028HNTを使っていらっしゃる方でした。スペック的にも見た目的にも非常に魅力な鏡筒だったので、使い勝手などいろいろ聞かせていただけました。ありがとうございます。APS-Cで使うなら周辺像も問題ないんだそうな。ふむ。ASI2600MCを組み合わせるとよいということか。
反射望遠鏡のスパイダー由来の解析光って憧れますよねー。いや買わないよ?マジで買わないからね?私はFRA600と末永く添い遂げるんですからね?
それよりSharpstarと言えばハーモニックドライブ?赤道儀が予告されてましたが気になりますよね。いや買いませ(以下略







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4Comments

There are no comments yet.

みお

ハーモニックドライブ系のバランス取れてるかわからない問題はありますよね
止まってるから大丈夫だと思うけど、傷みそうで気になる所です
最大積載30キロくらいの丁度良いやつ発売してくれたら買うんですが、300は高すぎますのでさすがに

  • 2021/02/22 (Mon) 08:38
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: タイトルなし

そもそもバランスウェイトがない時点で完全にオフバランスなので気にしないことにしました(笑

確かに最大積載30kg程度のってない気がしますね。RST-135はウェイトありでも18kg程度でしたし。
RST-300は税込みで100万の大台に乗ってきて個人ではちょっと高すぎます。
記事でも触れましたが、Sharpstarの赤道儀がハーモニックドライブだとして、どれだけの耐荷重・値段で出てくるはは注目ですね。

  • 2021/02/23 (Tue) 00:49
  • REPLY

Uchan

機械精度をとことん追求するものもあれば、欠点をオートガイドで克服してメリットをうまく享受するハーモニックドライブもあったりと実に魅力的です。色々な赤道儀が出てくるのはユーザーとしては大歓迎ですね。ところで、上物が搭載重量内だったとしても、場合によってはコロンとしてしまいそうに見える時もありますが、開脚が広い、もしくは重い三脚出なくてもある程度は持ち堪えるものでしょうか?見かけるとハラハラしてしまいます笑

  • 2021/02/23 (Tue) 20:17
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: タイトルなし

普通に動いているので今まであまり気にしてませんでしたが、十分なトルクで支えているというだけでオフバランスには変わりないです。なので最低限三脚の足が作る円の内側に鏡筒の重心がが入っている必要はありそうですね。
カメラ用の三脚は足の開く角度が小さいので、いかにハーモニックドライブ赤道儀自体が軽くても足が大きく開く天体撮影用の三脚を使ったほうがよさそうですね。
ただ、使っていて不安に思うことは全くないです。もちろん重心の高くなる反射系の鏡筒だとまた違うのかもしれませんが。

仮にバランスウェイトを追加してバランスを取ろうにも、各軸にクランプがあるわけではないのでバランスが取れているかの判定すらできないのですが。

  • 2021/02/23 (Tue) 20:49
  • REPLY