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2晩かけたマルカリアンチェーンをじっくり見てみる


Marcarian2021_0405_Comp_R.jpg
撮影情報
光学系:FRA600+レデューサー+LPR-Nフィルタ+ASI2600MC Pro
露光時間:5分 x 12枚 + 5分 x 24枚(180分)
赤道儀:RST-135+ASIAIR Pro制御
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影地:天城高原
撮影日:2021年4月18日、5月9日
FRA600+レデューサーですので420mm F3.9、これにAPS-Cセンサーを組み合わせて630mm相当、さらに複数日にまたがる撮影でずれた構図をトリミングしているので、画角としては800mm相当くらいになっているような気がします。

今までにも何度か撮影してきましたが、普通のカメラで2時間にも満たない露光時間ではどうにも色の乏しい結果ばかりでした。
Marcarian Chain01Edited - コピー
こんなものかなと思っていたのですが、冷却カメラで3時間露光したことにより、色方向の処理耐性が上がったようです。色の彩度と輝度をがんばって持ち上げてみると主だった銀河の色が見えてきただけでなく、背景にある細かな天体にも色がついていることが見えてきます。
ちょっとM86付近をトリミングしてみるとこんな感じ。
Marcarian2021_0405_TR_R.jpg
「おおっ!」って思ったのがIC3355とIC3258のふたつ。なんか変な形をした青いのあるな?ノイズか?ガイドミスか?と思ったのですがもちろんそうではなく、これらも銀河だそうです。IC3355とIC3258はわかりませんでしたが、もう一つ印をつけたNGC4388は5900万光年先にあるのだそうで、想像もつかない遠さですが、この光を自分がとらえたと思うと不思議な気分になります。
私の機材では春の季節に撮れるものは限られますが、こうやって子細に観察してみるといろいろなものが見えてきますね。自分で撮影して隅から隅まで等倍で眺めてみるからこそ見えてくるものがあるというのは天体撮影の楽しさのひとつと言えるのではないでしょうか。





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