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アブラゼミの羽化を撮った

息子ティー氏は小学生男子らしく虫が大好き。
夏休みになって「セミの幼虫が出てくるところを見たい!」と言い出しました。じゃぁ見に行くか!ということで夜の9時ごろ近所の公園に行ってみたところ何匹ものセミが羽化しているのが見られました。
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この公園の特定の木に数匹の幼虫が集まっていました。軽く調べたところ、セミの羽化は特定の場所に集中する傾向があるそうです。つまりセミの抜け殻がある場所ならセミの羽化が見られる可能性が高いということ。
ところでこの4枚、Xperia 5 IIでの撮影です。トリミングしているとはいえ凄いです。びっくりするほど細部まで精細に撮れています。特に1枚目の美しい緑色はため息モノです。
被写界深度が欲しいマクロ撮影はセンサーサイズの小さいスマホが有利ですね。加えてF1.8という明るいレンズ+ライトのおかげでISO250とそれほど感度も上がらず撮れてしまいます。

この日はスマホしか持っていなかったので写真に収めるだけでしたが、けむけむさんから「タイムラプスで見たい」とリクエストをいただきます。


タイムラプスを生業とする私、このリクエストに応えないわけにはいきません。
次の日も同じ公園へ。幸いにもカメラの届くところで羽化を始めてくれたセミが見つかったので撮影させてもらいます。

撮影機材はα6400+SEL35F18Fです。
DSC_8809_R.jpg
このレンズは最大撮影倍率0.24と普通のレンズにしてはそこそこ寄れるのでこういう時重宝します。
左側の三脚にはスマホを設置して照明として使用しています。ちなみに照明を当て続けてもセミの羽化にとって大きな問題にはならないようです。違っていたらごめんなさい >セミさん

セミの羽化はそこそこのスピードで進行する(背中が割れてから全体が出てくるまで約1時間)ので、インターバルは5秒、SSは1/5秒としました。被写界深度を稼ぐためレンズを絞りたかったのですが、F5.6、ISO1600が限界。もう少し明るい照明を用意するべきでしたが、撮影現場の感覚的にはこのくらいが限界かなという気もします。また、インターバルを切り詰めて3秒にしてもよかったかなと思うところです。
では撮影した素材を見ていきましょう。

以下α6400+SEL35F18F、トリミングしています。
背中が割れて半分くらい出てきました。羽の緑色が美しい。
DSC01772_RT.jpg

体が半分くらい出てきてから約25分後、体が反り返って全体が出てきました。
DSC02063_RT.jpg

その後体を起き上がらせます。この動作が記録されていたのは5秒インターバルで10枚程度、つまり1分にも満たない長さだったようです。
DSC02078_RT.jpg

さらに2分後、足場を探し体を動かします。
DSC02097_RT.jpg

足場を見つけて落ち着いたところ。よく見ると抜け殻の左前脚が木から離れています。足場を探して体を動かしている最中に外れてしまったのですが、見ているこちらは「え?大丈夫?片足が離れちゃったけど落ちないよね・・・?」と心配しきりでした。
DSC02111_RT.jpg

羽が完全に伸びきりました。姿勢が安定してから羽が伸びきるまでは10分。あれだけしわしわだった羽がなぜこんなに美しくまっすぐに伸びるのか、自然の神秘を感じます。
DSC02236_RT.jpg

ここからは動きが少なく、色の変化を追うフェーズとなるため撮影インターバルを10秒に変更。SSも0.8秒まで伸ばして撮影続行。不自然に広がっていた羽が見慣れた向きに整います。
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50分後、ここまで色がついたところで撮影終了。飛び立つまで撮ろうとするとこの後さらに2時間くらいはかかるらしいのでここらへんで切り上げました。
DSC02749_RT.jpg

これらの素材を動画にしたのがこちら。デジタルカメラがあればこんなのも個人が撮ってさくっと動画にできてしまうのですからいい時代になったものです。


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