fc2ブログ
menu

乗鞍高原で撮影したぎょしゃ座 IC410 IC405

乗鞍高原で撮影した素材が形になりました。

ぎょしゃ座のIC410(左側)とIC405(右側)です。
IC405_20211011.jpg
光学系:FRA600+レデューサー+LPR-Nフィルタ
カメラ:ASI2600MC Pro
Gain:0  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:200分(5分 x 40枚)
赤道儀:RST-135
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日:2021年10月4日 0:00‐ 4日 4:00ごろ
撮影地:長野県松本市
ダーク:ライトフレームと同設定で60枚
フラット:LEDトレース台 1秒*60枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、DBE、HT、HDR、SCNR
Photoshopであれこれやって仕上げ

ちょっと残念だったのはピントを外していたこと。ぱっと見問題なさそうに見えますが、等倍で見ると明らかに星がボケてしまっています。この日の夕方20度くらいあった気温が翌日の夜明け前には2度まで冷え込むという寒暖差。撮影開始時にフォーカスチェックをしていたのですが、3時間のあいだにずれてしまったようです。面倒でも撮影中のピントチェックをしたほうがよいですね・・・。

今回はPixInsightのABEがうまく動かなかったのでDBEを試してみました。
コンポジットまで終わった段階でこんな感じ。
IC405_20211011_master1.jpg
右側が暗く落ち込んでいますね。

これをABEに欠けるとこんな感じ。うまく認識できているっぽいのですが、どうも補正がうまくいかなかったのでNiwaさんの解説記事を参考にDBEを試してみたところ、背景のムラがキレイになくなってくれました。ありがたや。
IC405_20211011_ABE.jpg
露光中はレンズを覗き込めないので想像ですが、少し結露にやられてしまっていたためにこんなカブリが出てしまったのではないかと思っています。どちらにしろこんなカブリ補正ステライメージではまず無理です。PIとNiwaさん様々です。


さて、2019年12月に撮影した前回の作品を引っ張り出してみます。
Magatama01WOstarLevel_R.jpg
光学系:BORG90FL+レデューサー(焦点距離360mm F4)
カメラ:天体改造α7s
露光時間:143分くらい(ISO12800 30” 287枚)

露光時間も短いのにIC405とIC410の間に存在する淡くて赤い星雲まで出せていますね。ちょっとびっくりです。
ただIC405の一番明るい部分に存在する青白い星雲の描写がいまひとつですし、IC410の中心部も赤一辺倒になってしまっています。ここらへんはセンサーの感度特性の違いなのだろうと思いますが、こういう具体的な例を見てしまうとナローバンドで各波長ごとの撮像に惹かれる気持ちもわかります。

今回はピントにしろ結露にしろ、FRA600とASI2600MCのポテンシャルを引き出せた作品ではないので近いうちにリトライしなければなりませんね。

2021010_seq04_R.jpg
この日の遠征記録はこちら↓







関連記事
スポンサーサイト



0Comments

There are no comments yet.