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ばら星雲ってバラじゃなくて髑髏に見えるよね

阿智村の栗矢観測所で撮影した素材が形になりました。
2021_12_Rosette_Nebula_R.jpg
光学系:FRA600+レデューサー
カメラ:ASI2600MC Pro
Gain:0  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 37枚(185分)
赤道儀:RST-135
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2021年12月5日 1:30ごろ‐ 4:50ごろ
撮影地:長野県 阿智村
ダーク:ライトフレームと同設定で160枚
フラット:LEDトレース台 1秒*60枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、HT、SCNR
Photoshopで仕上げ

NGC番号は2237、2238、2239、及び 2246だそうですが、一般的にはNGC2237でばら星雲全体を指すことが多いようです。地球から5000光年、星雲の広がりは130光年もあるのだそうな(Wikipedia調べ)。

以前撮影したものを引っ張り出してきました。2020年1月の撮影です。
Rosetta20190101-001_R.jpg
天体改造α7sで撮影したものですが、やはり色の出方違いますね。今回撮影したものは中心部分が若干マゼンタになっていますが、以前のものは全体的に同じような色になってしまっています。ナローバンドでの撮影に比べればさほど大きな違いではないですが、カラーカメラでもセンサーやフィルターの性質でそれなりに変化があるということを改めて認識しました。これを普通のカメラで撮るとどうなるのでしょうか。
それにしてもα7sは写る星が少ないですね。ピクセルピッチの差が如実に表れた結果でしょう。α7sが8.4μmなのに対して、2600MCは3.76μmと面積比で4倍以上違いますからね。今回2600MCで撮影した画像を処理していて微光星の処理に悩みました。α7sの時はそれほど悩まなかった気がするのですが。

このばら星雲、英語では”Rosette Nebula”と呼ばれています。ばら星雲なら”Rose Nebula”になりそうなところですが、なぜ”Rosette”になるのか不思議に思って調べてみました。
”Rosette”とは「バラの形を模した飾り」を指すフランス語・英語だそうです。胸につけるメダルや勲章の装飾としてついているアレです。日本にはない文化なのでそのままでは使えず日本語では単にばら星雲としたのでしょうか。

ところでこのばら星雲、ドクロに見えるという人も。
こんな感じで適当に目鼻口を書いてみるとあら不思議。どくろにしか見えなくなりました。
2021_12_Rosette_Nebula_RT.jpg

もう一度落書きなしで見てみましょう。
ほらもうドクロにしか見えなくなった。
2021_12_Rosette_Nebula_R.jpg

この日の遠征記録はこちら




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