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画面いっぱいのばら星雲

先日の花立自然公園遠征で撮影したばら星雲
202202_NCG2244_Rosette.jpg
今回はレデューサーを使わずに撮影したため、画角いっぱいに収めることができました。カラーカメラで普通に撮ると全体的に赤くなってしまいますが、それでもどうにか中心部分の青い要素を強調して立体感的なものを狙ってみました。

天体写真を始めたばかりの頃、それこそオリオン星雲とプレアデス星団くらいしか知らなかった頃。「巨大な」「明るい」という枕詞とともにあちこちに掲載されていたばら星雲。本当にばらのように見えるその形と画角いっぱいに収まった迫力に圧倒されたものでした。
それがこうやって自分も同じように画面いっぱいに収まったばら星雲を撮れるようになりました。5年くらいかかりましたかね。当初は位置もわからず導入するだけで精いっぱいだったことを思い出します。


光学系:FRA600(600mm F5.6)
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:0  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 36枚(180分)
赤道儀:RST-135
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2022年2月6日 21:00ごろ‐ 24:00ごろ
撮影地:茨城県 花立自然公園
ダーク:ライトフレームと同設定で160枚
フラット:LEDトレース台 1秒*60枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、PCC、HT、SCNR
Photoshopで仕上げ


前回は2021年12月に撮影していましたが、この時はレデューサーをつけて撮影したのでちょっと広めの画角になっています。
2021_12_Rosette_Nebula_R.jpg
露光時間はほぼ同じ185分。ただしこちらのはF4なので1段明るい計算になります。とはいえノイズ感的な違いは画像処理をした自分にしかわからないレベル。さすがに明るい星雲だけあります。

そういえば、ばら星雲をして「明るい星雲」というのも昔は意味がわかりませんでしたね。「明るい」って言うのはオリオン星雲とかプレアデス星団のことを言うのでは?なぜ肉眼で見えないこの星雲が明るいとか言われるのかな?とか思っていました。
もちろん今では認識を改めて「ばら星雲、たった3時間でこれだけ写ってくるなんて明るいなぁ」とか言っていたりします。人生の残り時間は確実に短くなっていくのに、天体撮影に対する時間の感覚が長くなっていくのは何故でしょうか。




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