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しし座の三つ子銀河追加撮影で自己最長露光時間更新

先日茨城県の花立自然公園で撮影したしし座の三つ子銀河、妻に「また撮ってきて」と言われたので追加撮影してきました。この日はあれこれやる気が出なかったので、この1対象だけを月の出までひたすら撮り続け、4時間以上の露光時間を確保することができました。
せっかくなので以前撮影した3時間半分の素材と合わせて、自己最長の露光時間として処理してみました。

LeoTriplet_202202_01_R.jpg
光学系:FRA600(600mm F5.6)
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:0  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 42枚 + 5分 x 50枚(総露光時間460分)
赤道儀:RST-135
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2022年2月6日 1:00ごろ‐ 5:00ごろ、2022年2月25日 21:30ごろ-26日3:00ごろ
撮影地:茨城県 山梨県
ダーク:ライトフレームと同設定で160枚
フラット:それぞれ撮影後にLEDトレース台 1秒*60枚(+フラットダーク)

「また撮ってきたよ!」と妻に見せたところ喜んでもらえました。がんばって撮ってきたかいがあるというものです。
複数日に渡る素材の処理方法についてはそーなのかー氏のブログ、こちらのページを参考にしました。ありがとうございます。


手順をかいつまんで説明すると、

1. PixInsightのWEPPに各撮影日のライト・ダーク・フラット・フラットダークを放り込んで下処理
2. WEPPで生成されたCalibratedフォルダ配下のdebayeredフォルダに保存される中間ファイル(この時点でダークフラットは適用済)をStarAlignmentで位置合わせ(基準ファイルは適当に選ぶ)
3. ImageIntegrationでStarAlignmentで生成された画像ファイルおよびdrizzleファイル(XDRZファイル)を指定してスタック処理

という感じです。画像ごとの重みづけは処理として入っていない気がしますが、とりあえずよいことにしておきます。

せっかくなので拡大しておきましょう。M65や66(した二つの銀河)の中心部もすこーし解像しているかな?という気がしないでもないです。NGC3628のほうは外縁部の色がちょっときれいになったかなーという感じがします。こころなしか左側に伸びるTidal Tailも濃くなっているような・・・?
LeoTriplet_202202_01_R2.jpg

前回の作品はこちら。
20220206_LeoTriplet_ABE_PCC_SCNR_1_R.jpg
処理の手順も前回とは違うので単純比較はできませんが、銀河の発色はよくなったかな?という気がします。ただ3時間半と9時間で劇的に違うかというと、違いがわかるのは天文写真趣味の方くらいでしょう。まぁ趣味なんてそんなもんです。

実際に処理してみると確かにノイズ耐性が上がっているのは実感できました。ただこういう銀河の作品は背景をキレイなニュートラルグレイにするのが難しいです。色ノイズもあるのですぱっと決まってくれないんですよね・・・F5.6の鏡筒で9時間では全然足りないってことなのか、画像処理の技術が足りないのかその両方なのか。どちらにせよ今シーズンはもういいかな・・・次はマルカリアンチェーンかM81いきましょう。










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