fc2ブログ
menu

32分1枚撮りのフィギュア星景写真 東方Prject 霧雨魔理沙

全国100万人フィギュア星景写真ファンの皆様お久しぶりです。
久しぶりにフィギュアを天体写真の撮影地に持ち出して星と一緒に撮影してきました。

DSC02615R_R.jpg
α7III+SEL35F14GM F1.4→F8
ISO800 1936秒(32分16秒) 1枚撮り

時折目にする「超長時間露光1枚撮りの星景写真」という技法。比較明合成では出せない星の美しい軌跡とその色が魅力ではありますが、非常に高い撮影のハードル。

・欲しい露光時間から適正露光を逆算して絞りと感度を決定する必要がある
・被写体が動いてしまうと残念な結果になる
・露光中に一度でも人工の光に照らされたらアウト
・露光中に曇られてもアウト
・露光時間を延ばせば延ばすほど上記ハードルが上がっていく

等々。ほかの人と一緒になる場所での撮影が多い私にとってはかなり難易度が高いです。
一方で超長時間露光を実現するためにレンズを絞って撮影することが多いため、フィギュア星景写真との撮影とは相性がよいという側面もあったりします。
この日は日曜-月曜の遠征だったので一人で撮影できるチャンスかもと思い、フィギュアを荷物に追加していきました。幸い私以外に誰一人来る気配がなかったので、レンズを絞っての超長時間一発撮りにチャレンジすることができました。

星景写真で私が基本としている「F2 ISO6400 15秒」と同等のEVになるよう、制御値を「F8 ISO800 32分」と決定。誤って照らしてしまわないよう天体撮影をしている場所とは遠い場所にフィギュアとカメラを設置して、誰も来ないことを祈りつつタイマーレリーズを設置。

30分後、カメラのモニターに表示された画像 ↓ を見てひとり快哉を上げてしまいました。
DSC02615_R1.jpg

よっしゃ現像するぞーと思って処理をしていたら、予想以上に輝点ノイズが多いことに気づきました。
20220306_04.jpg
カメラ内の長時間ノイズリダクションはOffにしていたので仕方ありませんが、ここは落ち着いてカメラを冷凍庫に突っ込み32分露光のダークを撮り、ステライメージでダーク減算。

減算前後のフレームをPhotoshopの差の絶対値で見てみるとしっかり効果が出ているのがわかります。
20220306_02.jpg

これでもなお取りきれないランダムノイズはPhotoshopのスポット補正でポチポチポチポチとキレイにしていきます。
20220306_03.jpg

というかたちで出来上がった作品となります。

後処理が意外と大変でしたが比較明合成にはない良さがありますね。こういうチャンスはなかなかないと思いますが、また狙ってみたいです。


おまけ
調子に乗ってオリオンが沈んできたところを狙って横構図をトライしたら、突風でフィギュアが動いてしまった失敗作。レンズを絞ってるのでセンサー上のゴミも目立ってたりします。
露光時間の決定は計算すれば簡単ですが、それ以外にも難しい点がたくさんあることを知った撮影でした。
DSC02644_1_R.jpg



関連記事
スポンサーサイト



0Comments

There are no comments yet.