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アンドロメダ銀河の向きの話

先日の天城高原では久しぶりにFRA600を持ち出しました。
狙ったのはM31アンドロメダ銀河です。
202207_FRA600_M31_R.jpg
光学系:FRA600(600mm F5.6)+LPR-Nフィルタ
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:0度
露光時間:5分 x 19枚 (95分)
赤道儀:RST-135(ピンク)
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2022年7月30日 01:00ごろ ‐ 03:00ごろ
撮影地:天城高原
ダーク:ライトフレームと同設定で5分 x 160枚
フラット:LEDトレース台 0.5秒*100枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、PCC、SCNR、HT
Starnet++で星分離、PhotoshopとDenoise AIで仕上げ

さすがに900mm相当の画角ともなるとアンドロメダ銀河もはみ出して迫力が出ますね。いい感じです。

天体写真の北上構図議論は定期的に再燃しますが、その人が見慣れているかどうかだけの問題でありどの向きが上でもよいじゃないかと私は思っています。

アンドロメダ銀河、北上構図だとこうなりますが・・・
202207_FRA600_M31N_R.jpg
なんかどうにも落ち着かないんですよね。なので90度ずつ回転させてみました。

西上
202207_FRA600_M31W_R.jpg

南上
202207_FRA600_M31S_R.jpg

東上
202207_FRA600_M31E_R.jpg
もちろん構図の縦横を入れ替えればまた違った印象になるかもしれませんが、私は西上がいいかなと感じました。妻にこの4枚見せたところ東上の構図がよいと言われました。彼女曰く西上構図だと左上にあるM110に目が行ってしまってよくないので東上がいいとのこと。もちろん彼女には東西南北の話は伝えていませんし、北上構図がセオリーだという話もしていません。

天体写真の北上構図。天体写真家にとっては意味のあるものだったりすることもありますが、一般人にとってはあまり意味はないんだなあというお話でした。

ところでアンドロメダ銀河ってどっちが手前なんでしょうね。直感的には画面の下の方が手前のように思えますが。それも回転させればどうとでも見えてきます。宇宙に上下はないんだなぁと。





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4Comments

There are no comments yet.

カメラde遊ing

西上が好きです

自分は200~300mmぐらいで撮影するのでまた趣が違うと思いますが、西上が好きですね。
下部中央ぐらいに独特の並びの恒星が入るバランスが好きなんですね。
これは撮る人や焦点距離によって違うでしょうねー。
セオリーはセオリーとして分かりますが、自分はあまり気にしないですね(^^;)

  • 2022/08/03 (Wed) 21:38
  • REPLY

渚みかん

東上が好きです

M31の円盤の暗黒帯が手前にあるのがなんか落ち着くんですよね。
実際の位置は手前か奥か、どっちなんでしょう?
北上、西上はこの感覚からすると中央ハロを下から見上げているように感じるんです。

  • 2022/08/03 (Wed) 23:21
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: 西上が好きです

コメントありがとうございます!
なるほど確かに星の並びに注目すると西上構図もいいですね。
過去の作品を見返したところ、360mm相当で撮影した画像は西上で紹介していました。
おっしゃる通り、焦点距離によっても見え方は大きく違ってきそうですね。

  • 2022/08/04 (Thu) 23:00
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: 東上が好きです

Twitterで「M110側が手前ですな Haを撮ると手前の輝線星雲が鮮やかで、奥側はすこし霞んでるので」
というお返事をくれた方がいらっしゃいました。
そうやって違う波長で撮影することで見えてくるものもあるんだなぁと感心しきりです。

やはり暗黒帯の暗いほうが手前(画面上で下)にあるように見えるほうが自然に感じるということなのでしょうね。
コメントありがとうございます!

  • 2022/08/04 (Thu) 23:32
  • REPLY