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浄土平で二晩かけたIC1396

先日の浄土平で撮影した素材が形になりました。
この時期の定番、IC1396です。
202209_RedCat51_IC1396_R.jpg
光学系:Redcat51(250mm F4.9)+CBPフィルター
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:0度
露光時間:5分 x 23枚 (115分)
赤道儀:RST-135(シルバー)
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI462MC
撮影日時:2022年9月21日 22:27ごろ ‐22日 00:20ごろ
撮影地:福島県浄土平
ダーク:ライトフレームと同設定で5分 x 70枚
フラット:LEDトレース台 1秒*100枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、PCC、SCNR、HT
Starnet++で星分離、PhotoshopとDenoise AIで仕上げ

RedCat51にAPS-Cセンサーをつけて375mm相当の画角となり、ちょうどよく全体が収まります。
とはいえ2時間足らずなのでいろいろと無理な感じがするので、過去に撮影したデータを持ってきます。

7月に同じ場所、同じ光学系で撮影したデータが5時間分あったのでそれを突っ込んでみましょう。
202209_RedCat51_IC1396_82MFNR_R.jpg
露光時間:5分 x 59枚 + 5分 x 23枚 (410分)
撮影日時:
2022年7月2日21:10ごろ - 3日 2:23ごろ
2022年9月21日 22:27ごろ ‐ 22日 00:20ごろ

PixInsightでWBPP、ABE、PCC、SCNR、HT
Starnet++で星分離、Photoshopで仕上げ

こっちのほうが断然よいですね。赤い星雲内部に走る暗黒隊の表現に無理がなく、周辺の淡い部分も自然に描写できているようです。7月の時点で5時間近く撮影していたのにその結果の公開をどういうわけか忘れていたんですよ。車のライトに頻繁に照らされてボツにしていたんだっけか・・・
それが9月の結果と混ぜてみたら意外とカブりも大したことなくて普通に処理できました。
天体写真あるあるですね。記憶をなくして処理するとうまくいくことがあるという。

2時間程度の露光時間だとアラを隠すためにあれこれ手を加えてしまい時間もかかる上に得られる結果があまり芳しくなかったりしますが、7時間も露光すると処理もらくちん。Denoise AIも使わずにあっさり完成。
今後、チリのリモート観測所ではかける時間の桁が増えて数十時間というオーダーになりそうですが、そんな素材の画像処理では何が見えてくるのでしょうか。楽しみです。







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2Comments

There are no comments yet.

OOKEN

素敵です

7時間ば露光の破壊力素晴らしいですね♥️
星消しして、星を合わせていると思われるのですが、星色も綺麗で素敵です🤗
全部、CBPフィルター使用のデータですか?

  • 2022/09/28 (Wed) 21:40
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: 素敵です

ありがとうございます。
はい、RedCat51には基本的にCBPフィルターをつけっぱなしにしているので、すべて同フィルターありでの撮影です。
仰る通り星消しすると、あとから合わせたときに不自然になることが多いのですが、今回は強調もほどほどだったせいかうまくなじみました。

  • 2022/09/29 (Thu) 00:33
  • REPLY