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うっすいIC59とIC63に7時間つぎ込んだ結果

先日の琴川ダム遠征、何を血迷ったかIC59とIC63という対象を一晩中撮り続けました。
知っている人は知っている、カシオペア座ガンマ星(「M」の真ん中の星)のすぐそばにある淡い星雲です。

F5.6の鏡筒とはいえ7時間以上露光したんだからいけるやろと思っていましたが、Integration直後の画像はこんな感じ。
20221008_01.jpg
とりあえず写ってはいますが・・・
カシオペア座周辺の天体はだいたいそうですが、どれも天の川の中に位置していて微光星がとにかく多いです。加えてカシオペア座ガンマ星の明るいこと明るいこと・・・。これらをいい感じに抑えつつ星雲を引き出していくのはなかなか骨の折れる作業でした。
とりあえずStarnetで星なし画像を作ってあれこれいじって、微光星とカシオペア座ガンマ星にマスクをかけてあれこれやって、アレをそうしてソレをああしてこう!

IC59とIC63
2022010_IC59_IC63_FRA600_R.jpg

光学系:FRA600(600mm F5.6)+LPR-Nフィルタ
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:0度
露光時間:5分 x 87枚 (7時間15分)
赤道儀:RST-135(ピンク)
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2022年9月30日 20:43ごろ ‐ 翌4:17ごろ
撮影地:山梨県山梨市
ダーク:ライトフレームと同設定で5分 x 160枚
フラット:LEDトレース台 0.5秒*100枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、PCC、SCNR、HT
Starnet++で星分離、PhotoshopとDenoise AIで仕上げ

画像処理しながら「久しぶりに晴れた星空の下で7時間の露光時間をつぎ込んでコレかよ・・・」などと毒づいていました。
さすがにこれだとちょっと寂しいので少しトリミングしてみます
2022010_IC59_IC63_FRA600_1TR.jpg
周辺の明るい星をいくつか枠外に追いやって、スクエアで切り取ってみました。
「ガンマ星に照らされている星雲」感が出せたでしょうか。

せっかくなので、星なし画像も出しておきます。
2022010_IC59_IC63_FRA600_WOstar_R.jpg
星を重ねてしまうとほとんど見えなくなってしまいますが、東側(左側)にも赤くて淡い星雲が漂っているようです。実は小さな暗黒帯もそこかしこに存在しているようで、とても興味深い領域です。

でももう撮らないかな・・・
やっぱりもう少し明るい対象がいいです。




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2Comments

There are no comments yet.

OOKEN

素敵です

7時間露光の成果で、とても素敵な色合いで素晴らしいです♥️
私も昨シーズン撮影しましたが、ブルーの部分が大好きです🤗
懲りずに、また挑戦しましょう😄🤗

  • 2022/10/18 (Tue) 22:13
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: 素敵です

ありがとうございます!!
二つの星雲の色をきちんと違う色として表現できたのは驚きでした。
同じ構図を再現できるなら撮り増すという形で改善を狙うのはありですね!

  • 2022/10/20 (Thu) 07:28
  • REPLY