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あわあわおうし座レムナント

普段は明るくて撮りやすい天体ばかり狙っている私ですが、何をカン違いしたのかおうし座のSNR(超新星残骸 、Supernova Remnant)Simeis 147またはSH 2-240を狙ってみました。
2022012_Tauras_SNR_R.jpg
光学系:Redcat51(250mm F4.9)+CBPフィルター
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 74枚 (6時間10分)
赤道儀:RST-135(シルバー)
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープSV165+ASI462MC
撮影日時:2022年12月24日 19:17ごろ ‐ 12月25 1:40ごろ
撮影地:静岡県伊豆市
ダーク:ライトフレームと同設定で5分 x 159枚
フラット:LEDトレース台 1秒*100枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP>ABE>SPCC>BXT>HT>SXT
PhotoshopとDenoise AIで仕上げ

撮影中、現場で5分露光した画像をASIAIRでストレッチしても何も見えてきません。
実際に1枚撮りのfitファイルをASI FITS viewで表示させたのがこちら。
Light_SH2-240_20221224-195326.jpg
ASI FITS viewはそこそこ優秀にストレッチしてくれる表示ソフトですが、それでもなお何が写っているかわかりません。辛うじて左下の小さく明るい星雲が見えるかな?というくらい。
これマジで大丈夫か・・・?と不安になりながらも星図を信じて我慢すること6時間。スタックしてストレッチをかけたところで、やっとこのフィラメント構造を目にすることができました。
淡い淡いと言われているおうし座SNRですが、CBPフィルター+冷却カラーCMOSによる6時間ちょっとの露光時間でこの程度には描写することができました。右上のほうが特に淡くて何かあるのかないのかよくわかりませんでしたが、ここで「正解」を求めて他人の作例を探し始めてしまうと心が折れるのでほどほどに。これ以上の露光をかけても 苦労に見合った改善が見込めるような気がしません。こういうのはモノクロナローで撮るべきなんでしょう。モノクロカメラを買う予定は今のところありませんけれども。

ところでおうし座SNRというとかに星雲のほうが有名かもしれません。
あちらは(天体的にはつい最近の)1054年に起きた超新星爆発によって発生した星雲で、今もなお膨張しているそうです。メシエカタログの1番に収録されていて、メシエ天体の中では唯一の超新星残骸らしいです。アマチュアでも年単位の観測でその変化が見て取れるのだとか。長焦点の鏡筒があったらじっくり狙ってみたい対象です。これ以上長焦点の鏡筒を買う予定は今のところありませんけれども。


この日の遠征記録はこちら




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2Comments

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OOKEN

素晴らしいです

CBP6時間でここまで炙り出されていて素晴らしいです♥️
Aramisさんの努力と技術にサンタさんからのプレゼントですね、おめでとうございました😆😂🤗素敵です😄

  • 2023/01/09 (Mon) 22:10
  • REPLY
Aramis

Aramis

Re: 素晴らしいです

ありがとうございます!
安定した晴天の天城高原ということで気象条件にも恵まれて、なんとか形にすることができました。
それにしてもBluXterminatorとStarXterminatorの効果がすごいです。
この2つがなければ仕上げることはできなかったと思います。
SWの進化でアマチュア天体写真のレベルはどんどん上がっていきますね

  • 2023/01/10 (Tue) 00:12
  • REPLY