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APPを使ってバラ星雲とクリスマスツリー星団をモザイク合成する

先日の星沼会茨城合宿で撮影した素材が作品になりました。
20230131_NGC2264_.jpg
光学系:Redcat51(250mm F4.9)+CBPフィルター
カメラ:ASI2600MC Pro(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 35枚 x 2(5時間50分)
赤道儀:RST-135(シルバー)
ガイド:SVBONY 30mm F4ガイドスコープ+ASI462MC
撮影日時:2023年1月28日 18:53ごろ ‐ 翌 01:08ごろ
撮影地:茨城県高萩市
ダーク:ライトフレームと同設定で5分 x 159枚
フラット:LEDトレース台 1秒*50枚(+フラットダーク)
PixInsightでWBPP、ABE、PCC、HT後 fits出力
Astro Pixel Processorでモザイク fits出力
PixInsightでBTX、SXTで星分離
PhotoshopとDenoise AIで仕上げ

この構図、ずっと前からやってみたかったのですよ。

天体写真を始めたばかりでオリオン星雲とかプレアデス星団とか撮りたい!というかそれくらいしか知らない!という程度の時にバラ星雲という星雲があるのか―という知識を仕入れたころ。そこから腕が伸びて別の星雲につながっている画像を見たときに衝撃を受けたのですよ。バラ星雲の周囲にこんなのあるの?って。

それ以来この構図で撮ってみたいなーとは常々思っていたのですが、バラ星雲はもちろん、クリスマスツリー星団がきちんと撮れるようにならないとお話になりません。その後数年で機材の進歩の恩恵にあずかり、どちらもそこそこ撮れるようになったので満を持してチャレンジ。


ASIAIRのモザイク撮影機能を使用して1フレームあたり3時間弱、南北2フレームの合成で合計6時間弱の露光時間を確保しました。上弦の月が出ている状況での撮影で背景のムラが出てしまいましたが、これもソフトウェアの進歩の恩恵にあずかりどうにかねじ伏せて完成としました。

モザイク合成にはAstro Pixel Processorを使っています。UIが独特でなかなか使いづらいですが、精度のほうは文句なし。この構図、RedCat51+2600MCの画角に南北2フレームだと若干狭いため「のりしろ」を10%として撮影したのですが、それでもキレイにつなげてくれました。永続ライセンスが€165とモザイク合成単機能としてみるとお高い印象ですが、課金するしかなさそうです。

PIとAPPをどの段階で使うのかよくわからなかったのですが、今回の処理を簡単にメモしておきます。
PIのWBPPで各フレームの下処理→ABEでかぶり補正→SPCCで色合わせ→BXT→HTでストレッチ→各フレームをFITSで保存→APPでモザイク→FITSで保存→PIのSXTで星分離→PSで仕上げ
・・・だったはず。

APPの使い方を忘れないために別の素材を撮影してきて処理したいところ。次はアンタレス周辺かな。あれもRedCat51+2600MCだとギリギリなんですよねー
Antares_2022_006.jpg








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