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星沼会チリリモート ラムダケンタウリ星雲 IC2944

星沼会チリリモートの新作です
IC2944 Running Chicken Nebula
202302_IC2944_RGB_R.jpg

光学系:R200SS+コレクターPH(760mm F3.8)+Astrodon LRGBフィルター
カメラ:ASI294MM Pro(フォーサーズセンサー)
Gain:120  Offset:5 (LRGB)
Gian:200  Offset:20  (Hα SII)
センサー温度:-10度
露光時間:L 69枚 R 20枚 G 13枚 B 15枚 各2分
総露光時間 4時間くらい
赤道儀:Astrophysics AP900
ガイド:ZWO 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2023年2月22日
撮影地:チリリモート観測所
ダーク:たくさん
フラット:スカイフラット フィルターごと1秒 x いっぱい
PixInsightでWBPP、ABE後にRGB合成→PCC BXT
ストレッチ後にBXTをかけたL画像と合わせてLRGB合成、StarXTで星とそれ以外を分離してPhotoshopで仕上げ

この日は途中薄雲が通過する空模様だったようで、6時間程度の露光時間のうち2時間分程度は捨てざるを得ませんでした。いつもなら次の担当日に追加で撮影して総露光時間10時間オーバーを確保してから処理を始めるところなのですが、試しに下処理だけやってみるかな―と味見してみたら、意外といい感じだったので完成までもっていってしまいました。明るい星雲だけあって4時間でもそこそこ形になったように感じます。
ところでこのIC2944、ラムダケンタウリ星雲という名前よりもRunning Chicken Nebulaという名前のほうが通りがよかったりします。なんで走る鶏なんでしょうね。画像をあれこれ回転させてみましたがどう見ても鶏には見えません。

ところでこの星雲、月が大きい間にナローバンドでも撮影していたのです。
露光時間:Hα 26枚 SII 19枚 各4分 計3時間

20230223_02.jpg

SII
20230223_03.jpg

前回のNGC2014周辺撮ったナローバンド素材はRGBに混ぜる際の色の割り当てがとても難しかったので、今回も撮ってはみたもののどう活用すればいいのやらと思っていました。



ABE後SXTで星を消して星雲のみ画像を作り、RGB画像に加えてHαはRに、SIIはBにそれぞれ割り当ててみたところ、今回はいい感じになりそうな雰囲気です。
20230223_04.jpg



 こいつをPhotoshopであれこれいじってこんな感じになりました。
SIIはBに割り当てましたが、星雲の周辺部に多く存在することから周辺部はピンク系統の色になりました。中心部はやはりHαが大勢を占めるため、かなり派手な赤になりました。
202302_IC2944_NBRGB_R.jpg

変化が分かりやすいようGIFアニメを作ってみました。やはり星雲周辺部の持ち上がりがはっきりと見て取れます。
IC2944_RGB_NBRGB.gif

チリリモート、月が出ている間は「とりあえずナロー撮っておくか」的な感じで目的もなくナローバンドを撮ってしまいがちですが、とりあえずでもいいので素材を集めて少しずつ活用方法を探っていこうと思います。






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