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CP+2023に行ってきたよ

CP+2023、久しぶりのリアル開催となったため現地に行ってきました。
主に天文関係についての展示を中心に感想をまとめていこうと思います。

とか言いつつ、ぶっちゃけHIROPONさんのレポートのほうが間違いなく詳しいのでどうぞそちらをご覧ください。


以上。でいいかな?というくらい素晴らしいまとめになっています。

サイトロンジャパン

狙っていたか偶然かはわかりませんが、今回は1カ所しかない入場口からすぐのところにサイトロンジャパンが大きなブースを構えていました。
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もちろん天文関係だけではなく、LAOWAのレンズ(写真用・シネレンズ)の展示がその半分を占めていましたが、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」で進化する中国天文メーカーの日本国内代理店ゆえというのも大いにあるのでしょう。国内メーカーの雄であるビクセンのブースがこのサイズであることと好対照です。

さて、そんなサイトロンジャパンで一番目立っていたのがこちら。
ぐらすのすち氏Sharpstarの151PHQです。
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大きさの比較にぐ氏に立ってもらいましたが、やっぱりわかりづらいです。彼に立ってもらった意味。とはいえ口径151mmの屈折望遠鏡ともなるとその大きさは圧巻。私の環境では到底運用できないのですが、どなたかおひとついかがでしょう。口径151mm 焦点距離1057mm F7の鏡筒です。

そして所狭しと並んだほかの鏡筒たち。
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つい最近(2023年2月下旬)発売されたばかりのSharpstar Z4も置いてありました。スペック的には口径100mm、焦点距離550mm F5.5と、写真撮影用屈折鏡筒としては「ど真ん中」の注目製品のはずですが、ほかの鏡筒に混じって無造作に置いてあるあたりSharpstar/Askerのラインナップの増殖っぷりを実感します。

そして私が注目したのがこちら。Askarブランドの65PHQピンクバージョン。
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世界限定50本のうち10本をサイトロンジャパンが日本向けに確保したそうです。かなり多い割合だなぁと思ったのですが、スタッフに聞いたところSharpstarの売り上げは日本もそれなりの割合を占めるのだとか。
実物を見るのは初めてでしたが、私のRST-135ピンクにぴったりのステキなカラーリング。もうこの色合いだけでポチっといってしまいそうです。スペックとしては口径65mm 焦点距離416mm F6.4の鏡筒なので、FRA600とRedCat51のちょうど中間を埋めてくれる焦点距離です。中間を埋める必要があるかどうかは知りませんが。ちなみにレデューサーを使うと312mm F4.8となるそうです。
気になるお値段は口径72mmのFRA400(実売約19万)と口径60mmのFRA300 Pro(実売16.4万)の間くらいになるのでは?とのことでした。

そしてもう一つの注目はFMA180Proです。
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FMA180という前モデルがありましたが、撮影用鏡筒としてはあまりいい評判ではなかったように思います。今回光学系を一新したそうなのでこちらも興味ありです。触ってみた感触ではヘリコイドもローテーターもかなり重めのフリクションで天体撮影的には適度な感じ。モノとしての造りもよさそうです。お値段は聞きそびれましたが、FMA180が6.2万円程度なのでそこから若干アップする程度だといいなぁと思います。


ビクセン

さてお次はビクセンブース。
今回の話題は何といってもVSD90SSでしょう。
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結像性能の高さと
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周辺光量の豊富さは驚異というほかありません。
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中判で撮影した作例が展示されていましたが、確かにその性能には目を見張るものがありました。
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ただしお値段68.2万円。
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実売はもう少し下がって税込み60万円前後になるのではないかと勝手に想像していますが、この値段と性能はどう評価されるのでしょうか。少なくとも私のようにAPS-Cセンサーで撮影している私にはいささかオーバースペックな感があります。周辺光量が豊富だからフラット補正不要!って言われても、結局センサーダストの補正のためにフラットは必要だったりするしなぁ・・・。EAFやワイドアダプター等を装着した状態で収納できる純正ケースが付属していたりしたらいいなぁとは思うのですが難しいでしょうか。

小物類も紹介です。

USB PD対応で12V出力ができるACアダプター。
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これは地味にうれしい人もいるのではないでしょうか。USB PDでは12Vは規格には存在せず(以前は12Vもあったらしい)遠征先で簡単に作り出すことができないことも多いのですが、これを解消してくれるアイテム。ただ唯一残念だったのはプラグが収納式ではないこと。そういうところの詰めの甘さがビクセンの小物類だよなぁと・・・

一方でこちらのアルカスイス・ビクセン両対応のデュアルスライドバーは結構気が利いています。
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Askerにも同じように2つの規格に両対応したスライドバーはありますが、あちらは裏返す必要があり現場での交換は難しかったのです。こちらはアルカスイス互換とビクセン規格が同じ側にあるため裏返す必要がありません。
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こういう気の利いた商品、いいよね。


BORG

今回はケンコー・トキナーのブースの一角にひっそりと展示されていました。この数年間、BORGは公式の情報発信がほとんど止まっている状態でだいぶ心配していましたが、専任スタッフ3名の体制での展示でとりあえずやる気はあるようです。

90FL、107FLという2本をさらに上回る口径の125FLが展示されていました。
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同時に組み合わされていた新カーボンパイプ、びっくりするほど軽いのが印象的でした。
左がカーボンパイプ、右が従来のアルミパイプ。
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左のカーボンパイプ、これ紙のモックアップかな?と思うレベルの軽さ。
確かにこれだけ軽いなら口径125mmを遠征に持ち出すのもありかなとは思うのですが、これ単体では撮影用としては使えず、一方で補正レンズは現状設定されておらずおいそれと手を出しづらい状況。
仮に125FL用のレデューサーなりフラットナーなりが出ると言われたところで、ここ数年の公式情報発信の少なさを見ていると、いつ出るの?ほんとに出るの?と不安になってしまい、対物レンズだけを先に買うわけにもいかないというのが正直なところです。
というか125FLを出すよりも従来製品をきちんと育ててほしいなぁと思います。たとえば今回のカーボン鏡筒を80φで出してくれるだけでも、107FL/90FLがより軽くなりBORGの競争力につながると思うのですが・・・。
新製品の開発はもちろん必要ですが、それと同じくらい情報発信にも取り組んでいかないと存在感が薄れていってしまうことは確実。元BORG 90FLユーザーとしてはもっと頑張ってもらいたいと思うばかりです。


同ケンコートキナーブースでは、星景写真向けに従来のプロソフトンクリア(星をにじませて強調する)とスターリーナイト(吸収型光害低減)を1枚にまとめたスターリーナイトプロソフトンが展示されていました。
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全く同じコンセプトの製品がサイトロンジャパンでも「スターエンハンサー」として予告されていたのはとても興味深い現象で、少なくとも両ブースのスタッフに聞く限りお互い何も知らなかったとのこと。両方買って比較する猛者は現れるでしょうか(フラグ)
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ちなみにケンコートキナーのほうでは価格も決まっていて、私の使う67mmだと16500円とのこと。
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円形フィルター1枚にこのお値段はちょっと身構えてしまいますが、サイトロンジャパンのほうがどのくらいのお値段で出してくるか興味深いところです。

帰り際にアウトレットに立ち寄って、LeofotoのLS-224C+LH-25をお買い上げ。
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久しぶりのリアル開催ということで、知り合いの方に挨拶することもでき、充実した一日となりました。

あ、Leeのシートタイプソフトフィルター後継を出してくれ!ってお願いしてくるの忘れた・・・



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