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星沼会チリリモート NGC6726とかNGC6723とかいろいろ

不安定な天気が続いているチリリモートですが、雲の合間を縫って光子を集めております。
本日ご紹介するのは6月29日と7月11日に撮影したNGC6726と球状星団NGC6723です。
20230712_NGC6726_R_wm.jpg
光学系:R200SS+コレクターPH(760mm F3.8)+Astrodon LRGBフィルター
カメラ:ASI294MM Pro(フォーサーズセンサー)
Gain:120  Offset:5
センサー温度:-10度
露光時間:L105枚  R 20枚 G 32枚 B 26枚 各2分
総露光時間 6時間
赤道儀:Astrophysics AP900
ガイド:ZWO 30mm F4ガイドスコープ+ASI120MM Mini
撮影日時:2023年6月29日 7月11日
撮影地:チリリモート観測所

みなみのかんむり座の中に位置する対象ですが、いて座のちょっと南といったほうが通じるでしょうか。東京での南中高度は17度なので北半球で狙う対象ではないです。
チリリモートの話が具体化し始めたばかりの頃から狙っていた対象です。
Screenshot_20230712-200527~2

6月29日の月没後2時間+7月11日は月の出前の4時間、計6時間程度の露光時間を確保して処理しました。
中心部のNGC6726周辺を拡大するとこんな感じになっています。右下の二重星に星雲が流れていたり、NGC6726のすぐ左下に何やら複雑な構造(NGC6729という固有名がついているらしい)が見えたりと、特徴的な反射星雲です。
20230712_NGC6726_RTR.jpg

NGC6726から左下には暗黒帯が伸びているのも興味深いです。
今回あまり考えずにNGC6726を中心に持ってきてしまった結果、球状星団NGC6723が入ってしまいました。「入ってしまいました」と言っているのは球状星団が入ってしまうと星消しが使えないことにちょっと困るからです。
20230712_01.jpg
StarXterminatorを使ってもこんな感じで中途半端に消えずに残ってしまうためです。
ということで今回は星分離をせずに仕上げましたが、球状星団を外す画角にすればもう少し違った結果が出せるかもしれません。来年の課題にしておきます。

とはいえ球状星団の撮影は今回初めて。いまだに星像がパーフェクトにならないR200SSですが、それでも反射望遠鏡で撮る球状星団は星のつぶつぶ感がなかなか楽しいということに気付きました。星像がパーフェクトになったら球状星団だけで狙っていきたいですね。オメガ星団とか撮ってみたい。

それにしても星消し画像を見ると分子雲の分布がよりわかりやすいですね。球状星団を完全に避けているように見えるところもいとをかし。





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