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馬頭星雲のモノクロL画像をいただきました

拙ブログの読者の方から、Sharpstar Z4とモノクロ冷却CMOSカメラPoseidon Mで撮影した馬頭星雲のL画像を提供いただきました。
20240110_02.jpg
撮影鏡筒は私と同じくSharpstar Z4、カメラはPoseidon Mを使われています。
Poseidon Mで使われているセンサーはIMX571となっていて、私が使っているASI2600MC Pro/Duoに使われているセンサーと同じものになります。私とほぼ同じ機材構成で撮影されたL画像。よろしければカラー画像と組み合わせて処理してみてください、とのこと。

馬頭星雲はカラーでしか撮ったことがありません。L画像を手元で見るのは初めてなのですが、やはり情報量が違いますね。この画像はスタック直後の画像で背景のかぶり補正もしていませんが、それでも馬頭星雲の東側(画像では下側)の比較的淡い星雲までしっかり写っているのが見てとれます。
これは画像処理が捗りそうです。私の撮影したRGB画像を加えて処理してみるとどうなるでしょうか。

202401_IC434_Masa_LRGB_Star_R.jpg
L画像
光学系:Sharpstar Z4 (550mm F5.5)+Baader Planetarium UV-IRカットフィルター CMOS-OPT仕様
カメラ:Poseidon M(APS-Cセンサー)
Gain:5  Offset:16   センサー温度:-10度
露光時間:4分 x 64枚(256分)
赤道儀:ZWO AM5
ガイド:ASI 120MM-Mini+ZWO 30mm F4

RGB画像
光学系:Sharpstar Z4 (550mm F5.5)
カメラ:ASI2600MC Duo(APS-Cセンサー)
Gain:100  Offset:50   センサー温度:-10度
露光時間:5分 x 24枚(120分)
赤道儀:RST-135(ピンク)
ガイド:ASI2600MC Duo内蔵 ASI220mm Mini

PixInsightでABE、Star Alignment、SPCC、BXT
SXTで星を分離しつつPhotoshop、Denoise AIで仕上げ

私の素材だけで処理した作品を先日ご紹介しましたが、それと比較すると分子雲の描写が改善しているのがわかります。馬頭星雲の西側(画面では上側)に明るく広がる星雲、燃える木星雲、そして馬頭星雲東側の比較的淡い部分の描写も改善しています。
それからアルニタクにゴーストが出ていないのも特筆すべきポイントでしょう。私のカラー画像にはComet BPフィルター起因と思われるゴーストがアルニタクの周囲に出ていますが、L画像にはゴーストらしきものは見当たりません。さすがBaarderのフィルターですね。ただ、フィルターの切り欠きによると思われる星の欠けは残念ながらこちらも同様のようです。Sharpstar Z4はこういう光学系だと思って使うしかなさそうですね。

参考に私の素材だけで処理した画像を再掲しておきます。
こうやって比べるとやっぱり少し見劣りするな・・・
20231208_IC434_Stars_wm_R.jpg

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