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USBPD20V-DC12V AdapterをBOOTHで頒布します


2024年3月16日追記
初回ロット10個完売いたしました。ありがとうございます。
次回ロットはニーズを見ながら検討しますので、興味のある方はBOOTHページの「入荷お知らせメールを受け取る」から登録いただけると嬉しいです。



天体撮影で使用する機材はDC12Vで動作するものが多いのですが、その電源を作り出すのはけっこう面倒だったりします。最近はポータブルバッテリーなどから取り出している方が多いかと思いますが大型(160Wh以上)のバッテリーは航空機に持ち込むことができず、海外や離島遠征などでは使うことができません。
ということで航空機に個数制限なく持ち込み可能な100Wh以下のバッテリーを複数接続して並列化し、バッテリーを取り換えることなく長時間にわたってDC12Vを取り出せるアダプターを開発、BOOTHで頒布いたします。





詳細は上記BOOTHの製品ページをご覧いただければと思いますが、ユーザー側で用意するものは以下の通り。

USB PD 60W(20V 3A)以上対応のバッテリー
USB PD 60W(20V 3A)以上対応のC to Cケーブル
5.5mm 2.1mmのDCケーブル

それぞれを本アダプターに接続して動作機器の電源を入れれば通電して使用可能になります。
DSC04128_R.jpg

DC12Vから取り出した電源でASIAIRが問題なく動きます(Mini/Plus/Proで動作確認済み)。
DSC04129_R.jpg
ASIAIRからDC12Vを取り出して冷却カメラを稼働させる(2600MC Pro、2600MC Duoが動作確認済み)ことももちろん可能です。


実際私は本アダプター(の試作品)を使って1年以上天体撮影を続けていますが、20000mAhのモバイルバッテリー4本を接続して外気-10度程度の冷却温度(ASIAIRアプリ上での冷却パワー30%以下程度)でASIAIRと冷却カメラ、ガイドカメラ一晩稼働させ、半分程度バッテリーが残ります。
夏場はセンサー温度0度、冬場は-10度に設定して一晩余裕で持つという感覚ですね。
もっと強力に冷却したいという場合は、使い切ったバッテリーを交換しながらシステムの電源を落とすことなく稼働させることも可能です。

対応バッテリーはUSB PD 20V(60W 3A)が取り出せるモデル、その中でも動作確認が取れている推奨バッテリーは以下の2モデル。どちらもリンク先はAmazonアフィリエイトです



海外遠征用と書きましたが、普段でも本アダプターは機材の軽量化に大きく寄与します。

上記バッテリーAF-PB004は4本で74Wh x 4 =296Wh、重量が374g x 4=約1.5kgとなります。
比較対象としてAnkerの320Whポータブルバッテリー(Anker 522 Portable Power Station (PowerHouse 320Wh) の重量は約3.9kgとなっており、バッテリー4本に加えて本アダプターやUSB PDケーブル数本を合わせても、Ankerのポータブルバッテリーの半分以下の重量で収まります。

お値段は28000円+送料。高いかなとは思わないでもないですが、独自基盤の印刷、手作業での部品のはんだ付け、BOOTHの販売手数料等を考慮するとギリギリ赤字にならない程度かなというのが正直なところです。
DSC04122_R.jpg

天文関係の皆様の中には「BOOTHって何ぞ?」という方もいらっしゃるかと思います。

BOOTHは同人誌・同人グッズ等の販売プラットフォームとして広く使われていて、私も好きなイラストレーターの同人誌やグッズ等を手に入れるのに頻繁に使用しています。各種決済方法に対応しており、購入者側の住所等個人情報は頒布側にはわからない仕組みになっているため安心して取引を行うことができます。販売されているアイテムはアニメの同人グッズが多くを占めるようですが、こういったガジェット系グッズも頒布されていたりします。

筐体は3Dプリンタで印刷しているため天文ショップに卸すほどのクオリティは担保できませんが、BOOTHでの頒布ならばいけるのではということで「Starjunk-atelier」というショップを新たに立ち上げました。

Starjunk-atelierでは本アダプター以外にも便利グッズを企画できればいいなぁと考えています。

なお、実際の開発・製造は私の友人が、頒布・サポートなどはAramisが担当するという形を取っています。
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2Comments

There are no comments yet.

こっ、これは…!

こっこっこっこれは!アレですね。昨年の小海星フェスにも持ってこられていたやつですね。販売できるようになるとはっ…!

…ほ、欲しい。ただ価格が絶妙。製造コストや手間なんかを考えると妥当というか、数量によっては十分安価なんでしょうが、絶対金額としては小型の電源が買えてしまうんですよね。でも、欲しい…(葛藤中)

あとこれ、4本のモバイルバッテリーを同時に充電したくなりますね。ついでに充電器のお勧めもアフィリンクお願いします(^^;

Aramis

Aramis

Re: こっ、これは…!

覚えてくださっていましたか!
おっしゃる通り、小海で展示していたものです。やっと頒布のめどが立った次第です。

確かにお値段はお安くないとは思いますが、ご想像の通り諸々の事情や、製造担当のモチベーションを考慮するとこのくらいかなーと・・・
ちなみに私の撮影機材は2台ともこの電源アダプタで稼働していますが、バッテリーが軽くて済むのでよいですよ。
ぜひおひとついかがでしょう(笑

現状4本のバッテリーをまとめて高速充電できる充電器はあまりないんですよね。
USB-Cのポートが2つまでというのが今のところの最適解のようなので、複数日に渡る遠征の場合はそういう充電器を2つ+電源タップを持っていくようにしています。
接続するUSB Type-Cケーブルは本アダプタに接続するものをそのまま流用できますし。

リクエストいただいたのでおすすめの充電器とタップについては堂々とアフィリエイトリンクを貼らせていただきます!

  • 2024/02/21 (Wed) 21:47
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