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低緯度地域での極軸合わせを安く簡単に実現する方法

TP-2やSWATシリーズなどのポータブル赤道着は、通常日本での仕様を想定して35度程度の傾斜がつけられています。

ハワイ島は北緯20度なので当然北極星も20度の高さにあります。
極軸もそちらに向ける、つまり赤道着をより立たせる方向に15度程度傾ける必要があります。

さてどうしたものでしょう。
当然三脚の足で調整というのはバランスが著しく崩れるのでNGです。

では三脚より上側で調整を、となるのですが。
普段使っている微動架台はTP-2の公式オプションDish-2というもので、動作範囲は+8度程度です。
これでは15度に足りません。

Toast Technologyに相談したところ、3ウェイ雲台またはレベリングボールを使えばどうかと提案を受けたのですが、どちらも買えば5桁のアイテム。
おすすめされたGitzoのロープロファイル雲台なんか平気で4万とかします。
いくら土台が大切とはいえ、傾けるだけのためにそこまでの追加投資は避けたいなーというのが正直なところです。
レンズなら数万くらい平気で出すけれど・・・。

どうにかならないかとしばらく考えていたら、手元にあるレベラーで十分ということに気づきました。

それがこちら。
s-l1600.jpg
タイムラプス用回転台の水平出しのためにebayにて送料込み30ドル程度で購入した簡易レベラーです。
Dish-2と同じ3軸調整機構になっていて、動作範囲は+8度程度です。
Dish-2とこいつを組み合わせれば+15度まで傾けることが可能になります。
 
スペック上の耐荷重10kgをどこまで信じるかは難しいところですが、
とにかく実際にやってみました。
DSC00535_R.jpg 

重量1.5kgのSIGMA 70-200 F2.8を片持ちフォークに載せてみたところです。
こうやって見るとたかが15度とはいえ、だいぶ不安定に見えますが、
振り回してみた限りDish-2やこのレベラー含め足回りのバランスが崩れるようなこともありませんでした。

架台部分を拡大するとこのように2つとも南側を限界まで伸ばしています。
この状態では極軸の微調整に使えるのが2軸だけになってしまうので、
実際には少し三脚側で調整幅を確保しておく必要があるかもしれません。
DSC00538_R.jpg 

やっと低緯度地域でのTP-2の運用にめどがついたのでハワイに持っていくレンズの検討を進めることができるのですが、
これについてはまた別の記事で考えたいと思います。かなり悩んでいるので・・・。
 
Amazonでも似たようなものが売っていますがebayでもっと安く買えるので買ってはいけません。
リンクは貼っておきますけれど。

違いは三脚等へ搭載するネジの回り止めがあるかないか程度のようです。
下の台の部分に黒いネジらしきものがあるのがそれです。

51OZRGuayVL.jpg

が、まぁこの値段なら普通にカメラ用ハーフボールレベラーが買えてしまいます。
あちらなら3軸に縛られず全方位に傾けることが可能です。
買い物をするときはAmazonや楽天だけではなく、ebayなどもきちんと見ておく必要がありますね。

低緯度地域で赤道着を傾けるのには簡易レベラーが使えるよ、という話でした。

 
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