fc2ブログ
menu

SEL85F18で撮るオリオン座南部と魔女の横顔星雲など

さて久しぶりにまともな天体写真の記事です。

12月22日の遠征では主砲のBORG 90FLを封印し、
SEL85F18の天体適性をチェックすることにして撮影してきました。

まだ天体写真と呼べるようなものを撮ることすらできていなかった2年ほど前のこと。
レンズの明るさに惹かれてMINOLTAの85mmF1.4を使ったことがあったのですが、
画角の使いづらさに手放してしまっていました。

それ以来85mmという焦点距離はあまりいい印象がなかったのですが、
どういうわけか手元にはSEL85F18があり、各種レビューでも高評価(デジカメInfoのページ)のようです。
これは改めて使ってみなければなるまいと思った次第です。

ということで作例2つ。
共通データ
α7s改
SEL85F18→85mmF4
ISO12800
SS30"
WitchHead01_02_R.jpg 
オリオン座南部と魔女の横顔星雲
145枚
総露出時間72分
タイトルの通り、魔女の横顔星雲とオリオン座南部を狙ってみたものの・・・。

露出時間72分もかければ私の画像処理レベルでは十分のはずなのですが、
魔女の横顔はもちろんのことバーナードループもなかなか浮かび上がってきません。
無理にコントラストをあげていくとどんどんノイズが増えていくため、このくらいが限界でした。
ブログに載せるならこれもありかとは思いますが、拡大するとあまり見られたものではないですね。

普段使っている光害カットフィルタLPS-D1は今回使っていません。
SEL85F18を使うと、F4まで絞っても周辺が派手に流れてしまうためです。
周辺をばっさり切るか光害カットをあきらめるかですが、今回はSEL85F18の素性も確認したかったのでフィルタなしでトライしてみました。
やはりLPS-D1を入れた上で倍の露出をかけたほうがコントラストの向上も見込めるようですね。

続いてはふたご座。30枚、総露出15分です。
やはり全体的にノイジーですが、ソフトフィルタを使った星座写真なのでこの程度でもいいでしょう。
Gemini_Soft_R.jpg

ということで星を被写体としてSEL85F18を(α7s改で)使ってみた印象です。
  • 改造カメラでもオーバーインフまで回って無限遠が出せる。
  • マニュアルフォーカスは星相手でもやりやすい。
  • ピント拡大機能を使って慎重に合わせれば、狙ったところで止められる。
  • F4で最周辺まで解像度は申しぶんない。
  • F4での周辺減光はわるくないレベル。フラット補正で簡単に修正可能。
  • センサーとレンズの間にフィルタを入れると周辺像の悪化を招く。それが許容できなければ前面にフィルタを配置する必要あり。ただし67mm。
  • 実売6万以下でこの性能なら文句なし。

パラメーターを考えるのが面倒なので、レンズはいつもF4にしています。
ブログ記事的にはF2.8とかF1.8でもチェックするべきでした。
気が向いたらやります。

85mmという画角がどう使えるのかはアイデア次第という気もするので、
このレンズは手放さずに使っていこうと思います。


参考にSEL85F18をF4まで絞ったときのフラットフレームを載せておきます。
A7S_FE85F4_Flat_R.jpg 



関連記事
スポンサーサイト



0Comments

There are no comments yet.